Amazonの新サービスがすごい。Prime Readingのおすすめ本。
Prime Readingがスタート
Prime Reading(プライムリーディング)は、Amazonが開始した新しいサービスだ。
Amazon プライムの会員なら無料で本・雑誌・マンガを読むことができる。年間 の料金は(¥3,900/年) だ。月々300円でこの特典はお得感がある。
会員なら無料ってすごい
その他、会員なら、映画、ビデオ、音楽、フォト、先行セールなど、様々な特典が付く。年間無料でこれだけのサービスはすごい。詳しくはAmazon プライムのリンクで確認してほしい。
Prime Reading 本
こうすれば必ず人は動く
カーネギーの古典だ。長年ベストセラーになっている。どんな人でも参考になる。
古典中の古典が会員になるだけで読めるなんて、すごい時代になったものだ。
ご存知、劇団ひとりの小説。AmazonReadingの中ではクオリティーが高い本だと思う。だまされたと思って読んで。面白い。
こちらもベストセラーになった本。執念でリンゴを育てて、新しい農法をブームにさせた本。。
こちらも古典だ。しかしまったく古びない。大正時代に書かれた本なのに、スラスラ読めて、面白い。古典なのにこの面白いってところがすごいところだ。
ガジェット好きは高城剛さんのこの本を読んで、いろいろ集めたものだ。ミニマリストならずとも、シンプルに暮らしたい人にお勧めする。
以前著者がラジオのゲストに出演されて、話の納得感が半端なかったのを記憶している。運動も大切だけど、毎日食べる食事を見直そうという本。
ミニマリスト必見。Amazonの感想に「250円は舐めすぎ。100円で十分。」って書いてある。250円の価値は十分あるが、会員なら0円で読めるようになってしまった。
僕は江頭さんが好きだ。江頭さんが好きな人だけでなく、映画が好きな人は全員読んでほしい。やっぱり頭の良い方なんだな、って思います。本人にいうと体当たりされると思いますが。
糖質制限ブームの火付け役になった本。賛否両論あるが、ダイエット目的でない、糖質制限もある。これを読めば著者宗田哲男さんの糖質制限のことがよく分かります。
こちらも言わずと知れた、自己啓発本の古典中の古典。さらっとこんなのが入っているのはすごい。
これは雑誌だけど、最新号が読める。Casa BRUTUS (カーサ ブルータス)は質の高い雑誌として有名だ。編集長の松原亨さんが好きな人も多いだろう。建築士の友だちにいわせると「この雑誌が読めるだけでも、プライムに入る価値がある。これ、ほんとよ。」ということだ。
Prime Reading雑誌
Prime Readingマンガ
これらはほんの一部だ。Amazonを利用している人はほとんどAmazon プライムに入っているだろうから、このプライムリーディングはうれしい。時間があるときダウンロードしてほしい。
やっぱり会員なら無料ってすごいな。
Amazon プライムをどうしようかと考えている人は、これを機に入ると良いかもしれない。とりあえず無料期間でどんなものかお試ししてみるとよい。
「地図・年表・図解でみる日本の歴史」を読む。平安時代の役人は一日4時間半しか働かない。
平安時代の役人は一日4時間半しか働かない。
「学生時代は真面目に勉強しなかった。」とよく話す、それだと今はそこそこ勉強しているように思われるが「今はどうなんだ?」と聞かれても、「今も勉強していません」と答えるしかない。最初から「過去も現在も勉強はしていない。」と言えば良いことに気が付いた。
それでも近年、歴史の本が好きでよく読んでいる。歴史は面白い。昔のことはよく分からないから、事実と事実の間に余白がある。その余白を埋める作業が好きだ。
新しいことを知ることも余白を生める作業だし、こっちで勝手に想像して余白を埋めることも面白い。
「地図・年表・図解でみる日本の歴史 上」「地図・年表・図解でみる日本の歴史 下」という本をパラパラ読んでいる。歴史はやっぱり地図と絵・写真があると理解が進む。
良くできた本で、イラストなどで詳細な史実が分かるだけでなく、歴史の流れが一通り分かるようになっており、日本史初心者にもおすすめできる。その当時のライフスタイルの記述もあり、この記事のタイトルは「平安貴族の暮らし」に記述があったことだ。
役人の勤務時間は、夏は午前4時半頃から9時半頃まで、冬は午前7時頃から11時半頃までとなっていた。
およそ4時間半となる。ずいぶんホワイト企業だ。
歴史を勉強するときに、文章を読む、絵・写真で確認する。地図を見る。これらを複合的に行うことによって、歴史力はつく。
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旅行に行くために歴史の本を読む
おすすめするのが、歴史旅行だ。勉強の仕上げに現地に行ってみると、さらに理解は進む。京都・奈良、長州・土佐など歴史旅行なんかできたら最高だ。
時代を決めて本を読んでいくと、時代ごとに、メインとなる場所がある。その場所に旅行に行く。単なる観光地だけでなく、史実を知ってから、その場所に行くと、さらに歴史力が上がる。
今度は鹿児島に旅行に行きたいなあ。
渡辺和子さんの「幸せのありか」を読む。うとうとしている子どもを見ながら、涙があふれてくる。
風邪の効用
子どもが熱を出して3日目。保育園をお休みしている。
2歳になったばかりの子と一日中一緒にいると、本当に疲れる。向こうも熱が出て大変だが、ぐずぐずしている子をずっと見るのも大変だ。
幸いなことに昨日降っていた雨が止み、散歩に行くことができる。抱っこひもをつけ、散歩に出かけた。散歩の保険には文庫本を忍ばせて。
しばらくの間、二宮金次郎のように、本を読みながら子を抱っこして歩く。薄曇りの日に病気の子どもを抱っこして渡辺和子さんの「幸せのありか 」を読むと胸にしみる。うとうとしている子どもを見ながら、涙があふれてくる。
やさしい気持ちの時に、やさしい気持ちになれる渡辺和子さんの本を読むと、すぅーっと身体にしみ込むように言葉が入っていく。
1時間後
その時の「今のこの気持ちほんとだよね?」と思うようなことが1時間後にある。
その後帰宅して子どもがぐずってしまう。なぜ泣いているのか分からない。聞いても、2歳児はうまく答えることもできない。そんな子を見て、怒鳴りたくなった。
我に返って、1時間前のあの感動は何だっただろうかと不思議に思い、笑みがこぼれる。ふと「幸せのありか 」を読んでみる。1時間前より、前に感動した箇所がほんの少しだけ重たく感じられる。
同じ本を読んでも、読むタイミングで本の感想は大きく違う。あの時のあのタイミングでこの本を読まなければ、こんなに感動することはなかった。
「愛は溢れゆく」というエッセイでは、途中マザーテレサの話になる。マザーテレサに「(日本から)インドに奉仕団を派遣したい」と伝えると、テレサは
「わざわざカルカッタまで来なくてもいい。まず、あなたたちの”周辺のカルカッタ”で喜んで働く人になってください」
~中略~
私たちの周辺にも”カルカッタ”があります。 ~略~ ちょっとした優しい言葉、動作、温かいまなざし、ほほえみを差し出すことをわすれていないでしょうか。
午後は横着して、テレビがある祖母の家に行く。楽をしてもいいから。やさしい気持ちになれる余裕を持っていたい。
自問自答し続け、日々自分の思考や視点を考え続けること
八木仁平さんのブログ
ブロガーの八木仁平さんのブログに、人生の優先順位について書かれた記事がある。
この中には、
人生にはやった方がよいことはたくさんあるけど、時間は有限だから、自分がしたいことの優先順位をつけ、自分がやるべきことを集中しよう
ということが書かれている。
自分の行動の優先順位をつけることは難しい。あれもこれもやりたくなるし、誘惑は多い。
「あるミニマリストの物語」
最近「あるミニマリストの物語」と読んでいる。ミニマリスト人以外にもおすすめできる本だけど、その本の一説に
「私のミッションって何だろう?」と自問する
というものがある。
人生には絶対的なものはないし、もって与えられたミッションなんてものはない。だとすれば、自分の信じる道を進むためには、自問自答し続けるしかない。
自問自答し続けながら、自分の大切にしたいことをおぼろげにでも考え、「すべきこと」「すべきでないこと」を振り分ける。やることを減らしシンプルにして、生産性をあげる。受動的な行為を減らし、大切なことだけにフォーカスし、重要なタスクだけに取り組む。
「あるミニマリストの物語」にはそんなことが書かれていた。
「言葉にできる」は武器になる。
「「言葉にできる」は武器になる。 」という本に、「自分の思考や視点」について考えることの大切さが書いてある。
日々自分の思考や視点を考え続ける。自分が何を考えているのか、そこに思考の焦点をあてる。そうすると自分の思考を深めることになる。
実際自分がなにを考えているのか、なぜこんな気持ちになったのか、立ち止まって考えてみないと分からないことが多い。モヤモヤとした気持ちは時間がたてば消えることが多いけど、自分の気持ちを順を追って考えなければ、解決しない。
日々自分の内なる言葉を意識して生活する。考え続けることが、自分の優先順位を決めることに役に立つ。
考え続けるという点が、「あるミニマリストの物語」「「言葉にできる」は武器になる。 」でつながった。
自分の行動の優先順位という点で、八木さんのブログとこの2つの本はつながる。
自分の大切にしたいことはなんだろう。
自分の大切にしたいことを考えてみた。
「妻、子ども」
「健やかな生活を送ること」
「幸せに暮らすこと」
「納得する生き方」
「のんびりとした生き方」
「自分に関わる人たち」
今はこんなこと・人を大切にしたい。こっぱずかしいことだけど、幸せについて考えることは大切なテーマだと思っている。これらのテーマについては一つずつ考えていきたい。
考え続けて、自分の優先順位の判断基準を磨きたい。このブログはその一つのツールにする予定。
今に満足することと 少し先のことを考えるのは、同時進行で。
本を読むのは旅に似てる。偶然の出会いが深く心に残ることがある。Twitterにも呟いたのだけど、腑に落ちた言葉に出会った。
今に満足することと、少し先のことを考えるのは同時進行で。
— トマル(鳥取マガジン編集長) (@t_tomaru) 2017年10月1日
という言葉が腑に落ちた。
できる人たちが先へ先へ進んでいくのに違和感感というか、自分はそんな生き方が無理だなぁって思ってる。
「今に満足しつつも、少しだけ先をみる生き方」そんな生き方が理想かな。
最近ずっと気持ちがモヤモヤとしていた。先日イケダハヤトさんのお話を聞いた次の日からだ。
イケダさんのお話を聞いた時は、「お金は大切だ。努力しよう。」と思って、メラメラとお金を儲けることを頑張ろうと思った。
しかし一方でその日に会ったすごい方たちと、自分の能力のなさを比べ、落ち込んだのも事実だ。有能な人たちに囲まれると、自分がひどくみすぼらしく感じてしまう。
僕は、上昇志向は大切なことだけど、それを捨ててのんびり生きたいと思っている。10年前に病気を患ってから、あえて諦めることを選択して生きている。それが悪いわけでなく、人生がより豊かになったと感じるから不思議だ。
しかし最近、様々な有能な人に出会ったり、「鳥取メディア研究部(情報発信の素人が今すぐ「独自性」を身につける方法 | 灯台もと暮らし)」ですごい人たちの話を聞くと、のんびりするばかりではダメなんじゃないかと思うようになっていた。そして、とどめがイケダハヤトさんのお話だった。
話を聞いて、圧倒的に今のままじゃダメだ。もっとやるべきことがある。と強く思った。しかし、とは言っても、のんびりを大切にしようと思ってきた自分がいて、その二つの気持ちで、モヤモヤが続いていた。
それからいろいろな本を読んでいたのだけど、ようやく腑に落ちる言葉に出会った。
一歩先のことを考える
今に満足することと
少し先のことを考えるのは、同時進行で。
生きている今は、常に準備と考える。
これは「暮らしのおへそ」という本(ムック)の中に書いてあった言葉だ。今やるべきことをたんたんとやるんだけど、それだけでなくて少し先のことも考える。おそらく今のようなモヤモヤとした気持ちの時に出会わなければ、スルーしていた言葉だろう。
琴線にひっかったのは、「今」と「少し先」というところ。「少し先」でよいのだ。「少し」でよいのだ。でもその「少し」が大切だ。
「今に満足しつつも、少しだけ先をみる生き方」こんな生き方が今の自分にしっくりくる生き方だ。
社会人がレベル1から経済学を勉強する方法。
社会人がレベル1から経済学を勉強する方法
僕は経済学部だった。今また経済学を勉強し直そうとしている。大学を卒業して10年以上経ち、改めて経済学を学ぼうと思ったのは、歴史の本を読んだからだ。
下記リンクにあるような歴史の本を読んで、次は経済をもう一度学び直そうと思った。国の盛者必衰は経済が深く関係している。力=経済。それはもう間違いない。歴史を学んだ人は経済を学ぶと面白いと思う。逆に経済を知っている人が歴史を学べばより深く歴史が理解できるのではないか。
僕が再読した経済学の本でおすすめの入門本を紹介する。
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編
分かりやすく、何より読みやすい本だ。小説のように読める。それがまず1番すごい。だからといって、ふざけた感じの本ではない。100%真面目な本だ。
頭に入りやすい。それは具体的に説明してあるからだ。経済学の本を読んでいて分かりにくいのは、具体例がないときだ。理論だけ読んでも頭に入ってこない。その点この本は、すぐ具体例が書いてあるから、「理論→具体例→具体例→理論」でさっと頭に入る。
逆に言えば、この本は具体例ばかりだ。多くの理論を学べない。でも経済学とはどんなもので、どんな考え方をすればよいのか、そういう経済学のイロハみたいなものが、ばっちり分かる。
経済学の考え方を「頭の中にしみこませる」には最適な本といえる。このミクロ編とマクロ編を読めば、基本的な経済学は理解できる。まずこの2冊をお勧めする。この本が読むことができる、できないで、次に読む本が変わってくる。
池上彰のやさしい経済学
池上彰が大学の客員教授として教えたものをまとめたものだ。「芸術学部の学生相手だったのでより分かりやすく努めた」と書いてある通りで、初歩のところから説明してある。
1番最初に紹介した「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門」は、経済学という学問を分かりやすく書いた本だったが、こちらはもう少し広く学ぶことが出来る。お金のことや、歴史のこと、その他雑学的なことも少し入っている。より血の通った形で経済を勉強できる。「スタンフォード大学~」はアメリカの例だが、こちらはより日本人に肌に合った例だ。
この本は2冊に分かれており、1は「しくみがわかる」、2は「ニュースがわかる」となっている。2は「たとえ」が、日本経済に特化しており、日本に住む人ならよりわかりやすい構成だ。事例が過去の日本経済について述べたものが多く。日本経済史も一緒に学ぶことができる。
「スタンフォード~」、「やさしい~」のどちらも池上さんが関わっているのは偶然だが、分かりやすさにかけて池上さんの右にでるものはいない。まさに入門本は池上無双といってよいかもしれない。
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ミクロ経済学入門の入門
上記4冊はほとんど数式、図がでてこない。数式、図は経済学を深く学ぶ上では避けて通れないし、数学のできない経済学者はいない。とは言っても、いきなり難しい数式が出てきては困る人も多いだろう。そんな人にはこの本だ。経済学の図のレベル1程度の内容がでてくる。数式は少ししか出てこない。つまり経済学の図がどんなものか理解するためには最適な本ということになる。
中高の教科書でわかる経済学
僕は小学校で教えていたこともあってか、教科書が好きだ。「英知を集めて作られた本」それが教科書だと思っている。中学校、高校には公民あるいは政治・経済という授業がある。その教科書の使える部分だけ用いた本だ。「引用」→「解説」の授業方式になっているので、わかりやすい。
「教科書でわかる」だが、教科書以外の入門書、白書の引用もあり、中高レベルを超えた内容も扱っている。
スティグリッツ入門経済
大学の教科書になっている入門書だ。日本人が書いたものだと「ゼミナール経済学入門<第4版>」もある。これまで紹介した本を読んで、もうちょっと経済学を学びたいと思ったら、教科書的なものも1冊あった方がいいし、読むべきだ。図、数式もきちんとでてくる。やっぱり経済学を学ぶならば、数式が出てくる本を読まなければならない。そこで分からなければ、数学をもう一回やろう。いつか数学の勉強する方法も書きたい。
動画で勉強したいならこれ↓
スタディサプリ
高校生のとき経済なんて勉強したかなってあまり記憶になかったが、「政治・経済」という科目がある。
基礎を学ぶには高校の教科書がおすすめだ。体系的に学べる。今は安い値段で一流の先生の動画を見ることができるから良い時代になったものだ。高校生だけに使わせとくにはもったいない。
社会人なら試しに1ヶ月だけ体験して、一通り学んだら、退会してもいい。
最初の4冊を読めば、経済学1年生は卒業できる。独特の言い回しや、考え方を理解し、次のステップに進むためには、下記の3冊を読んでほしい。本だけで心配ならスタディサプリもおすすめだ。
経済を学ぶことは、現代社会でよりよく暮らそうと思う人にぴったりだ。そしてお金以外の価値を持って暮らそうと思っている人こそ、経済学を学ぶべきだと思う。
シホンシュギノゲンカイガー、オカネヨリモタイセツナモノガーっていう人も読んでみて。
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親が「小学生の勉強方法」を学ぶために読む本。
親が「小学生の勉強方法」を学ぶために読む本。
親こそ勉強
子どもの発達は人それぞれだ。早い子どももいれば、そうでない子どももいる。
算数についても、4年生の時はできなかったことが、6年生になれば4年生の算数がよく分かる子もいる。当たり前のことかと思うかもしれないが、それで良いと思う。人生は長い。4年生の時に4年生の勉強をマスターしなくてもよい。
学校の授業スピードは個人個人に合わすことはできないので、一人一人にあった勉強ができるのは基本的には親だけだ。ということは親が学べば、子どもだって、よりよい生活を過ごすことができる。そう信じて、親こそ勉強したい。
社会人の勉強法シリーズはこちら↓
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飲んでみたリアルダ。潰瘍性大腸炎の新薬レポート。
飲んでみたリアルダ。潰瘍性大腸炎の新薬レポート。
2016年11月発売された潰瘍性大腸炎の薬「リアルダ」を処方してもらった。今回は新しい薬リアルダついてレポートする。
リアルダとは?
リアルダはメサラジン製剤の1つで、大腸にメサラジンを放出することで、病気を治療する薬だ。ペンタサやアサコールと言われる薬と成分は同じである。
ではこれまでの薬となにが違うのか?
リアルダの特徴
メサラジンは、普通に飲めば、大腸まで届かないで体内に吸収されてしまう。そのため潰瘍性大腸炎の効果を発揮する為には、薬にコーティングなどをして、大腸までメサラジンを届かせる必要がある。
ペンタサは時間が経つとメサラジンが放出される仕組みで大腸まで届かせる。アサコールは、phが7以上になると放出される仕組みとなっている。
リアルダはアサコールと同じようにphによって、放出されるように設計されている。もう1つの工夫は、メサラジンが大腸で徐々に放出されるようになっていることだ。そのため大腸全域に持続的に放出される。一気に放出されることなく、大腸全体に薬の効果が行き渡ることとなる。
製薬会社はこの仕組みをMMX(マルチマトリックス)テクノロジーと名付けている。
では、具体的にリアルダが他の薬と違って、優れている点はなにかというと、、。
1日1回飲めば良い!
1、リアルダは1日1回飲めば良い。
リアルダは1日1回の摂取が可能だ。
潰瘍性大腸炎の薬は飲み続けなければならない薬のため、忘れたり、飲むことができなかったりする時が必ず出てくる。
特に若い子はその傾向が顕著だ。生活しているとついつい忘れてしまう時がでてくる。
これは体験すると分かるが、毎食後飲んでいた薬が、朝だけで良いとなると気持ちが楽になる。夕食後に「あっ、薬飲まなくて良いんだ!」って思うことがうれしい。
2、より多くの薬を投与できる。
リアルダは最高で4800mgのメサラジンを飲むことができる、アサコールは最高で3600mgだったので、より多くのメサラジンを摂取することができるということになる。
寛解できない潰瘍性大腸炎の患者に、より良い効果を発揮するかもしれない。
3、大腸全体に薬の効果が行き渡る
薬の効果が徐々に放出されるようにできているので、大腸全体に効果が行き渡る。全大腸炎型の人はこの薬が効果があるかもしれない。
リアルダここが問題!
(個人的には問題はなかったが)一粒が大きいことだ。アサコールと比べ、体積にすると約3倍はある。
リアルダ 縦20.7mm、横9.7mm、高さ7.6mm
アサコール 縦14.7mm、横5.9mm、高さ6.5mm
女性だと飲みにくいかもしれない。その場合は処方された後、医者に相談することをおすすめする。おそらくビタミン剤と違って、割ったりして飲むことはできないだろう。
リアルダまとめ
リアルダは1日1回だけ飲めば良い。これは今までの薬とは違って画期的なことだ。潰瘍性大腸炎は一生つきあう病気だから、少しでも患者の負担が減ることは歓迎できる。
また薬の効果が大腸全体に届くため、全大腸炎の患者には効果を発揮するかもしれない。
薬の粒が大きいためなれるまで大変な人がいると思うが、慣れてしまえば平気だ。僕はすぐ慣れてしまった。
新しい薬、潰瘍性大腸炎の患者にとって、治療の選択肢が増えることは良いことだと思う。今後もより選択肢が増えることを期待したい。
最近試しているサプリ・飲料
腸の調子を整えるために、善玉菌のチカラ というサプリを飲んでいる。
青汁とオリゴ糖についてはこちらに記事を書いた。
腸の健康のためのオリゴ糖。潰瘍性大腸炎にもおすすめ。 - よなごらいふ
おすすめの潰瘍性大腸本。
この本がKindle Unlimited会員になると0円で読める。読みたい人は無料体験30日間できるので、無料体験期間中に読んでみると良い。
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社会人がレベル1から心を穏やかにするための本
社会人がレベル1から心穏やかにするための本。
こころ穏やかに暮らしたい。これはだれもが思うことだ。心を穏やかにするための本をまとめてみた。
「心身を整え、暮しを整える」
これはいつか見た雑誌に書いてあった言葉だ。気に入ったのでメモしていたのを、今朝見つけた。言葉が逆でも良いと思ったけど、「暮しを整え、心身を整える」。これだと僕のココロに響かないと思った。やっぱり「心身を整え、暮しを整える」方が良い。心身が先にあることに意味がある。さすが雑誌の中の人。
というわけで心身を整えたいと思っている。社会人にとって、心を穏やかにすることはとても重要だ。モチベーションを維持しなければならない。人生は続いて行く。
ココロも身体も健やかになるために読んだ本を紹介する。たくさん読んだので、ためになったものだけ紹介する。
社会人のための「心身を整え、暮しを整える」ための本。
「本質に迫ること」を考える。
減らす技術
この本は人気ブログ「Zen Habits」の著者であるレオ・バボータが書いた本だ。減らすことで、物事の焦点を絞ることの大切さを説いている。「あれもこれも」と意識がとっ散らかっている人にはピッタリの本だ。
まず自分にとって「本質に迫ることは何か」を考える。どんなことが自分にとって価値があるか?どんなゴールを目指しているか?大切なこと、好きなことは何か?などを考える。そして何か選択するときには、「何が本質に迫ることなのか?」を見極めることが大切と説く。
「自分にとって価値があると思うこと」それにそった生き方をしていけば、自然とシンプルで効率的な生き方ができるというわけだ。
その他の具体的な方法は本書を読んで欲しいが、この本に書いてあることで、毎日やっていることは「もっとも重要なタスク(MIT)」を毎日3つ選ぶことだ。MITとは「今日はなんでもこれをやり遂げたい」というものだ。そして毎日MITを他のことよりも、最優先にしている。
毎朝、その日のMITを3つ考えている。そしてその中の1つは必ず自分にとって「人生のゴールに関連しているものを選ぶ」というこの本のルールも忘れずに入れている。MITを考えることで、1日1日やるべきことが明確になるし、自分の目標に少しずつ近づいているという充実感が得られる。
このMITの3つという考え方は、ドラッカー流フィードバック手帳術という本にも、近いことが書かれている。1日の目標を考え、目標によって自分をコントロールしていく。
その人その人の目標や大切にしたいことによって、人生を進んで行く。自分の中にある程度、芯となるものがないと、フニャフニャした生き方になることとなる。
その他精神論だけでない、具体的な方法も書かれている。ので上記の2つの本はおすすめだ。
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呼吸から整える
瞑想を始める人の小さな本
お寺で座禅をしたことがある。張りつめた緊張感の中で目を閉じる。あの感覚は、お寺という場所だからうまくいったと思っている。自宅ではこうはいかない。では自宅ではどういうやり方が良いのか?
日常的に瞑想をしている人は、幸せ度が高いという研究結果が出ている。なかなか家で落ち着いて出来ない。瞑想とは何をどうすればいいのか分からない人も多いと思う。この本は瞑想の仕方、心身の整え方が具体的に書かれている。
深い呼吸をするための身体の動かし方。呼吸をするときの意識。歩き方。食べ方。考え方など、心おだやかにするための5分〜10分のエクササイズ方法が載っている。著者はロンドン大学で心理学を教えているパトリツィア・コラード。大学の先生だから1つ1つが具体的だ。
現在マインドフルネスについて多くの本が出版されている。ごちゃごちゃ書かれている本がたくさんある。この本は小さい本だけど、それが良い。寝室に置いて、日々確認するように読んでいる。
富士日記を読む。
富士日記
酒屋で。罐ビール千九百二十円、手打うどん玉八玉八十円、茄子一袋五十円、寒天二本五十円、煮豆三十円、玉子六個七十二円、クリープ二百円、酢イカ五十円、納豆二個三十円、レモン三十円、水蜜五個百五十円。
などと金額が羅列してあるところを読んでにやにやしたり。感心したり。
簡潔な文章のリズムが心地よくて思わず、ずんずん読んでしまう。読んでいるとなぜか気持ちが落ち着く。 クリスチャンは聖書を寝る前に読むのだろうが、日本人は富士日記を寝る前に読めば良い。みんなやさしくなれる。と書いてこれだと富士日記のよさの半分も伝わらないか。でもとりあえず読んで欲しい。
初期の仏教
身体を動かす
おわりに
心身を整えるためには、今の状態を理解することが大切だ。今自分がどんな状態で、どんな気持ちで、なにを求めているのか。そのためには落ち着いてものを考える必要があるし、壮大な話しや哲学の中から自分を俯瞰してみることも大切だ。
今回いくつか本を挙げたが、宇宙の本でも、児童文学でも、自分が落ち着くことができる本をさがしてみると良いと思う。
社会人の勉強法シリーズはこちら↓
潰瘍性大腸炎の人が飲む薬。メサラジン(5-ASA)「ペンタサ」「アサコール」「サラゾピリン」免疫調整剤「イムラン」「ロイケリン」
潰瘍性大腸炎の人が飲む薬。
潰瘍性大腸炎の人の薬はどんな薬を飲むのか調べてみた。自分の体験も含めて書いてみたので参考にして欲しい。
「メサラジン(Mesalazine)」または「5-アミノサリチル酸(5-ASA)」
ほとんどの潰瘍性大腸炎の患者は「メサラジン(Mesalazine)」又の名称「5-アミノサリチル酸(5-ASA)」を摂取する。
いわゆる「ペンタサ」「アサコール」「AKP」「サラゾピリン」と呼ばれる薬だ。ほとんどの潰瘍性大腸炎の人はこの薬を飲んでいる。そして2016年「リアルダ」という新しい薬が承認された。(※今後「リアルダ」については飲むことがあったら記事にする予定。)
記事を書いた。
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基本的には「ペンタサ」「アサコール」「サラゾピリン」の薬を飲む。
①「サラゾピリン」
サラゾピリンは、腸内細菌の作用を受けてメサラジン(5-ASA)とスルファピリジンになり、大腸に届く。飲み薬の他、座薬もある。
②「ペンタサ」
ペンタサは、サラゾピリンのメサラジン5-ASAの成分のみを抽出したもので、腸内に溶けるようにしたもの。大腸だけでなく、胃、小腸にも効果がある。飲み薬の他、直腸剤、座薬もある。
③「アサコール」
僕はこのアサコールを飲んでいる。アサコールは、大腸特化型。大腸のみで効果がでるように設計されている。薬がカプセルに入っていて、大腸に到達しないとカプセルが溶けない。そのため大腸のみで効果が発揮される。
※直腸剤・座薬
炎症が肛門に近い場合は、お尻の穴から薬を入れる「ペンタサ直腸剤」「サラゾピリン坐剤」を使う。僕もこれらを使ったことあるのだが、毎日お尻に入れるのは手間と時間がかかるため、なかなか続かなかった。
メサラジン(5-ASA)の薬は潰瘍性大腸炎なら避けて通れない薬。そして病気の症状が落ち着いたときも飲み続ける必要があるため、長い間飲む。
つまり一旦潰瘍性大腸炎と診断されると、よっぽどのことがない限り飲み続ける必要があるため、これらの薬であるメサラジン(5-ASA)とは長い付き合いになる。
免疫調整剤(イムラン、ロイケリン、アザニン)
僕はイムランを飲んでいる。
潰瘍性大腸炎の人は免疫調整剤を飲むこともある。具体的には、錠剤の「イムラン」と粉薬の「ロイケリン」だ。身体の免疫を緩やかにすることによって、炎症を抑える効果がある。
基本的にはステロイド依存になった潰瘍性大腸炎の患者が飲む場合が多い。ステロイドを減量するとまた病気がひどくなる人が、再び症状が悪化しないために飲む薬だ。すぐに効果があるわけでなく、何ヵ月、何年と長期に渡って効き目を実感する薬となっている。
主な副作用としては、白血球減少症である。白血球と血小板が少なくなり、発熱や倦怠感などの症状がでることがある。薬を中止すると元に戻るので、症状が現れた場合は薬を中止する。また肝機能障害、食欲不振、嘔吐などの症状が出る場合もある。その場合は程度によって、様子見を見、薬を減らすこととなる。悪性腫瘍の発生率が上がるという報告も出ているが、発生率はそれほど高くないようだ。
今飲んでいる薬・サプリメントはこちら↓
今、僕が潰瘍性大腸炎の治療で飲んでいる薬・サプリメント - よなごらいふ
潰瘍性大腸炎について基本的なことがわかる本
この本がKindle Unlimited会員になると0円で読める。読みたい人は無料体験30日間できるので、無料体験期間中に読んでみると良い。
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