高く本を積む

日々読んだ本。社会人の勉強(日本史・世界史・経済学)潰瘍性大腸炎。

なぜものを減らすのか。よくわからないけど。

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なぜものを減らすのか。

 

僕はミニマリストになろうと努力しています。

その理由を考えてみました。

 

1、たくさんのものを管理できない

僕はたくさんものがあると、混乱してしまいます。

いっぺんに二つのことができないので、

ひとつひとつやろうとするのですが、

こっちをすれば、あっちを忘れ、あっちができれば、こっちができず。

になってしまいます。

片づけもうまくありません。

片づけるものがたくさんあると、途方に暮れてしまいます。

だから、ものを減らしたいです。

 

2、減らすことによって、本当に必要なものが分かる

ものを減らすと、すごく不便になってしまう瞬間があります。

不便さも我慢できる不便と我慢できない不便があります。

それは人によって違います。

僕の場合にも減らしすぎてすごく不便になってしまったことが。

 

一人暮らしをしていたときのことです。

テレビも冷蔵庫も洗濯機もなかったけど、

ちかくに24時間スーパーがあったので、あまり困らなかったです。

家にあった家電製品は掃除機と炊飯器とエアコンと電磁調理器でした

掃除機は手に持てるハンディタイプ、炊飯器は3合炊くことのできるものです。

掃除機については、最初はほうきとちりとりで掃除していたのですが、

やっぱり時間と手間がかかるので掃除機を買いました。

僕にとって掃除機がなくなったことは、我慢できない不便さだったみたいです。

また、親戚が農家ということで、実家からお米が送られてきていたので、

炊飯器を買って節約をしていました。

 

今考えるとその頃はものが少ないですね。

そうやってものを減らすと、生活に本当に必要なものが見えてきます。

僕にとっては掃除機と炊飯器。

 

今は家族ができて、ものが増えています。

家族と話をして、それを少しずつどうにかしたいと努力しています。

 

3、初期仏教に通じる

僕は初期仏教に興味があり、中村元さんの本をよく読みます。

そのなかで出家すると、持ち物は糞掃衣だけ。

食べ物は全て布施でまかないます。

私は厳密な仏教徒と言えませんが、初期仏教の考え方が好きなので、

ものに執着する生き方は、なるべくしたくないなあ。と思います。

それで私が思うミニマリストの考え方と仏教の考えが少し似ている。

だからミニマリストに興味があります。

だからものを減らしたいです。

 

みんな違って、みんな良い。

人によってなぜミニマリストに惹かれたか、というのは違うと思います。

ミニマリストということを通じて、人生の幸福感が増せば良いなあと思います。