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僕はださい。 「センス入門」 松浦弥太郎

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僕はださい。

センスと聞いてまず思い浮かんだのは、僕自身がセンスがないということです。

昔から洋服を選ぶということは苦手でした。大学生の時からいつも同じ服を着ていました。そして生きるセンスもゼロでした、人付き合いは苦手で人と会うと、しゃべりすぎてしまうか、しゃべらないかになってしまい。今でも空気が読めない人間です。

 

「センス」とは、まず最初に「選ぶ」もしくは「判断する」ということだと思います。

松浦さんはセンスをただファッションセンスが良いだけでなく、生き方のセンスのことを語っています。それはもちろん要領が良いとかではなく、自分の身の振舞いや生き方、考え方が、センスだということ。

 

心を開くことがセンスのよさへの最初の一歩

すなおに心を開き、無邪気にいろんなものを見たり感じたりすればよい

松浦さんは素直という言葉をよく使われます。なかなか素直に話を聞くことは難しいです。僕は素直になれなそうになったときは、「素直」「素直」と何回かつぶやくことにしています。好きな人や仲の良い人だと素直に聞ける話も、素直に聞くことができない人や時があります。それは僕に余計なプライドや卑屈な心があるからだと思います。誰に対しても素直になり話を聞きたいです。

 

身ぎれいに、気持ちよく、清潔に

センスがよくなるということはおしゃれになるということではありません。たまたま隣りに座った人でも会社の同僚でもいいのですが、だれかに好印象を持ってもらえるということ、それがセンスがよいということです。

洋服を選ぶセンスは急によくはならなくても、「身ぎれいに、気持ちよく、清潔に」というのは今からでもできそうです。僕は今髪が長いので、短く切ろうかと考えています。人に好印象を持ってもらえることは難しいですね。

 

ささいなことであっても、自分が人にしてもらってうれしいこと、言ってもらって励まされることは、積極的にしてあげましょう。僕もささやかだけれど人に喜ばれるようなことをしてあげようといつも思っています。 

僕は人からもらってばかりなので(親切や知識)、そろそろ人に与えるような人間になりたいと思います。少しずつうれしいこと、励まされることをわけてあげられる人になりたいです。このブログが少しでもそういうものになれば良いなあと思います。

松浦弥太郎さんこの本でセンスは服装だけでなく、生きる所作すべてがセンスであると書かれています。生き方そのものにセンスが表れる。そう考えると今の僕はセンスのない人間でしょう。一つ一つの所作から改めて、雑な生き方の姿勢を少しずつでも改善させていきたいなあと思います。

センス入門
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