子どもを知る「振り返り遊び」ベネッセの冊子から
子どもを知る「振り返り遊び」 ベネッセの冊子から
僕の子どもはベネッセのこどもちゃれんじという通信教育をしています。
子どもの教育に長年たずさわってきたベネッセの通信教育が、どのようなものか興味があったから試しています。
少ないお金で、楽しく学習できる教材はなかなかよいです。
そこで親向けの情報誌に書いてあった「振り返り遊び」で気づく子どものサインという特集が面白かったので紹介します。
詳しくはこどもちゃれんじほっぷ通信2015.5号をみてください。
「振り返り遊び」
3歳4歳頃は自分の気持ちや行動を言葉でうまく表現できない。
だから言葉で説明してもらおうとしても分からないことばかりです。
そこで「振り返り遊び」してみると、子どもの気持ちに気づくことがあるそうです。
「振り返り遊び」とは、生活を再現したごっこ遊びのこと。
例えばお店屋さんごっこ、先生ごっこなど。
子どもはごっこ遊びをしているとき、生活の中で印象的だったことを思い出しながらストーリーを展開している。
人形を使って現実世界では伝えきれない気持ちを吐き出したり、苦手なことを再現したりする姿も見られる。
「振り返り遊び」をよく観察すると、子どもの気持ちや思いなどがよく見えてくることがある。
「振り返り遊び」で「一緒に遊ぼう」「ちょっと待って」「貸して」など日常にありそうな場面を用いれば、自分の気持ちを相手に伝える練習ができます。
「振り返り遊び」を盛り上げる方法
1ハプニングを起こす
ちょっとしたハプニングを起こすと遊びが楽しく広がる。
例えば「大雨がふってきた」「切符を忘れた」「池に落ちた」など
2、小物や人形をプラスする
おもちゃのお金などの小物を使うと、日常のシーンをよりリアルに再現できます。
3、大人が子どもになってみる。
大人が子どもになってわがままを言ってみるなどすると、子どもが先生になりふだん大人から言われている言葉がでてくることもあります。
「振り返り遊び」を観察することによって、子どもの気持ちや学びを理解することができるということでした。
確かに子どもが思いがけず言ったことや、先生になりきって言ったことから、子どもの思いをくみとることができそうです。
今まで意識しないで、子どもとしていたゴッコ遊びも大人が少し意識するだけで、子どもの気持ちを理解するものになりそうだなと思いました。
お読みいただきありがとうございました。