4歳は早い?ひらがなの教えかた。 2015.4号こどもちゃれんじほっぷ通信から
4歳は早い?ひらがなの教えかた。2015.4号こどもちゃれんじほっぷ通信から
僕の子どもは4歳です。こどもちゃれんじでは教材でひらがなに興味を持たせようとしています。僕は4歳でひらがなを覚えさせる必要はないと考えています。小学校上がるまでになんとなく読めればよいのではないでしょうか。
小学校の先生をしていたころ、1年生になったほとんどの子どもがひらがなを読めていました。なかにはまったく教わってない子どももいたはずです。今すぐ教えなくても、子ども本人が興味がでてきたら、その時教えてあげようと思っています。
とは言っても、ひらがな覚えてくれたらいいなあと、心の奥底では思っています。
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こどもちゃれんじほっぷ通信では、子どもとことば研究会代表の今井和子先生に、ひらがなの悩みを聞くかたちで、誌面が進みます。
無理やり机に向かわせるのはよくないから、文字を使う楽しさを教えてあげる。
「文字=楽しいもの」になれば子どもは自ら文字を獲得していきます。
何かができるようになることは楽しいことですよね。子どもは遊びから学びます。ひらがなを遊びになればよいってことですね。
実践ポイント1
生活の中で、親もたくさん文字を書こう。そして、その姿を子どもに見せてあげよう。
実践ポイント2
子どもにとって1番身近な文字は、「自分の名前」。それをきっかけにひらがなにふれてみよう。
実践ポイント3
子どもが間違えたときには、あまり強く指摘しないこと。それは子どものプライドを傷つけることになります。「ママはこう書くよ」と言って、横に正しい字を書いてあげましょう。すると子どもは、自分でその間違いに気づきます。自分で気づくとうれしいものです。
ひらがなの興味を盛り上げる工夫
○名前の由来を話してあげる。
○街の中でひらがな探し
○お手紙交換
○名刺交換ごっこ
○アニメの登場人物のなふだを作ってあげる。
○名前を同じ文字探し
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ひらがなを読めるようになっても、絵本は読んであげたほうがよい。
子どもの拾い読みではお話のイメージが膨らまず、面白くないもの。絵本の読み語りは、子どもの心を安定させ、創造性を育む大事な機会。「絵本は大人が読むもの」そう思っていて大丈夫です。
ひらがなに興味がでるか、でないかは本人次第、親が無理やりやることはできないです。親が焦るのは良くないですよね。
ただ上手に興味を引き出すやり方はあると思います。うまく興味を持って行くのが親のつとめ、親が試行錯誤してそれでもだめなら時期が来るまで待つことも大切かと思います。ここでも親の努力と日々の積み重ねが大切になってくるようです。
参考文献
こどもちゃれんじほっぷ2015,4月号
こどもちゃれんじほっぷなかなかよいですよ。やっぱり長年教育にたずさわっているところは良いと感じています。
お読みいただきありがとうございました。