高く本を積む

日々読んだ本。社会人の勉強(日本史・世界史・経済学)潰瘍性大腸炎。

真面目な特集から禁断の袋とじまで。como「コモ」って雑誌。

はじめて読んだ。comoコモって雑誌は、実は今のママたちの実用的な雑誌で禁断の袋とじまであって楽しすぎる。若いママ向けcomoという雑誌を読んでみました。

Como(コモ) 2015年 8 月号
Como(コモ) 2015年 8 月号
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主婦の友社 (2015-07-07)

意外と使える実用的なことが満載の雑誌でした。   若いママ向けの雑誌なので、子育て情報や料理情報がテンション高めで、分かりやすく書かれています。文章の表現やレイアウトが女の子よりなので、僕のような男が持っていると違和感ありますが、中身は結構きっちりしてて読み応えあります。

特集の親子で楽しむ夏休みでは、自然やいきものと遊ぶ方法やその効果が書かれたりして、子どもと成長する方法が書かれています。かと思えば、子連れでイケアを楽しむコツみたいな今時のママっぽい記事があり、てんこもりの内容がすごかった。

そして、今回のめあての記事を紹介します。

親がつらくない。子どもも素直になる!?どならない子育て練習帳 初級編

今回初めて雑誌comoを買ったのは、このどならない子育て練習帳が読みたかったからです。 

「どならない子育て」の基本として知ってほしいのは、コミュニケーションのとり方です。スポーツ同様、子どものしつけにだって「基本の動作」というものがあります。それを知っているのと知らないのとでは大違い。

ポイント1

子どもへの指示は、シンプルで具体的に。例えば「カートはママといっしょに押そうね」「さわってもいいのは、ママが「とって」と言ったものだけだよ」 

ポイント2

「×××しないで!」を「○○○しよう」に

親は子どものマズい行動をいますぐやめさせたいので、「○○しないで!」と言いがちですが、「どうするのが正しいのか」「やめたあとに何をするのか」がわからないので、次回以降も同じことをしてしまうのです。たとえば「自転車に勝手にのらないで」だけではなく「乗るときは「のるよ」って言ってからにしてね」と言うようにする。

 

ポイント3

「気持ちがわかるよ」がキーワード

共感の言葉があったほうが素直に話が聞ける。どんなに肯定的に言われたとしても、行動を抑制されるのはイヤなものです。その反発心をやわらげるのが、「共感的な表現」です。~中略~上の子が弟をたたいたとき、なんと言いますか?「何やっているの!~中略~」・・・ではありません。「弟に遊びのじゃまされてイヤだったんだよね。わかるよ。でも、たたくのはよくないから「やめて」と口で言おうね」と言ってみてください。

その他にもポイントがあり為になります。

 

そして次からは実際の例に沿ってのアドバイスがあります。これがかなり良かったです。

例えば着替えが遅くてイライラしてしまう子には、「早く着替えなさい」ではなく指示は具体的に「ボタンをもうひとつはめよう」などと言い、「遊びたい気持ちは分かるよ、でもまずボタンをはめよう」と共感の気持ちを表して、「ボタン留めたんだ。すごいじゃん、次はズボンだね」とほめる。のように説明してありました。

休みの日などにゆっくりやって、成功体験を積まして、平日の急いでいるときにも威力を発揮するとも書かれていました。

 

具体的でよいですね。私も次のお着替えや朝ご飯のときやってみようかと思います。その他にはけんかや片づけやお菓子についても具体的なやり方が書かれていて、もう今日から試してみようと思うものばかりです。詳細はcomo2015年8月号を読んでみてください。

Como(コモ) 2015年 8 月号
Como(コモ) 2015年 8 月号
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主婦の友社 (2015-07-07)

その他にも奥居香さんのインタビューも面白かった。奥井さんの正直なコメントが心にしみました。また堅い記事では大学教授佐々木正美さんの子育て悩み相談室も良かった。佐藤初女さんの話も良い。

comoという雑誌今まで読んだことなかったのですが、ためになる記事から下ネタまで(今回は袋とじの記事がありました)幅の広い雑誌ですね。若いママ向けだから、おちゃらけた書き方のところもあるのですが、しっかりした記事のときはきちんと書いてあって、バランスがよいと感じました。

一度読んでみてください。