高く本を積む

日々読んだ本。社会人の勉強(日本史・世界史・経済学)潰瘍性大腸炎。

子どもが生まれた。

子どもが生まれた。母子ともに元気なので、とにかく安心している。

奥さんがお腹が痛いと言うので病院に行った。

病院に行く途中、車を運転していると進行方向の先に夕日が沈んでいる。太陽の光が僕の目にまっすぐ届く。その瞬間まぶしさですべてのものの色が失われた。この色がない景色を僕は一生忘れない気がする。それは一瞬だったけど、僕の心に強く残った。教訓はない。

病院に到着するとそのまま分娩室に入っていった。僕と娘は病院近くのコンビニでお弁当を買い、病室でお弁当を食べた。お弁当を食べ終わった辺りで、「生まれた」と看護師さんが呼びにきた。あっという間でびっくりしてしまった。

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母親の横で、生まれたばかりの赤ちゃんが横になっている。人間とは思えない、南伸坊の顔の形。宇宙人の顔のようだ。僕は手持ち無沙汰で、奥さんと生まれたばかりの子どもの横で、動物園の熊のようにうろうろした。人間が一人増えたことに実感は湧かない。ぼんやりとしたなんとも言えない不安な気持ちになる。しっかりしなければならないと、少しだけ思う。これからどんな生活になるのだろうか、どんな赤ちゃんなんだろうか。僕の子どもというだけで、もうハンディを背負っている。長嶋一茂の子どもだったら幸せだったろうに。生んでなんて頼まれていないのに子どもを生むことについて考えると、気持ちが重くなってしまう。だけれども、なるべく上の方向を向いて物事を考えたい。

今、このブログを書いている横で、先に生まれた長女が寝ている。可愛い寝顔だ。僕はこの可愛い寝顔に値する父親ではないし、なれそうにない。焦らないでのんびりでもいいから、子どもがなるべく幸せになるように、僕がやれることをしっかりやろう。

 

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