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日々読んだ本。社会人の勉強(日本史・世界史・経済学)潰瘍性大腸炎。

やっぱりお勉強は基礎・基本が大事。「子どもの学力に不安を感じたときに読む本」の感想

こんにちは、すすむくん(@t_tomaru)です。

 

100ます計算の発案者である陰山さんの本です。

陰山さんのことは前から好きで、本も何冊か読んでいます。

今回の本は子どもが小学生、幼稚園、保育園にいる家庭にお勧めします。

 

子どもの学力に不安を感じたときに読む本

子どもの学力に不安を感じたときに読む本
陰山 英男
小学館
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小学生の基礎的学力は計算と漢字でつける。

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100ます計算のやり方

①タイムを計る。

②毎日続ける

③2週間同じ問題をこなす

100ます計算は脳を鍛えることができる。

①のタイムを計る理由は、脳はスピードに反応するからです。速くこなそうとすると脳はそれだけ活発に働きます。フル回転するのです。だから、タイムを計る必要があるのです。

②と③についても同じ理由です。

脳は反復することで、新しい回路ができます。

タイムが1秒でも縮まっていたら、子どもをほめてください。親の励ましやほめ言葉があると、さらにいいタイムを見せます。

子どもがよく間違える問題や答えを書くのに時間がかかる問題をチェックしておいて、その問題だけを集中してやらせるようにする。見ていると、どの子にも苦手な数字の組み合わせがあるようです。それを解消して、サッサッと答えられるようにしておきます。

 

百ます計算の足し算が終わったら、引き算、かけ算、割り算と順番にやっていく。

子どもに算数・数学を教えていて思うことが、計算が早いと、算数・数学が得意になりやすいということです。

まず計算力を鍛える。これは生涯使える力になります。

小学生には絶対お勧め。

 

漢字はまとめて覚える。

漢字というは繰り返し書いて覚えないと身につきません。毎日続けることが大事。

漢字を「知る」と「覚える」分けて学習する。

「徹底反復 新漢字プリント」をつかう。

①「知る」  新出漢字を含んだ短文を音読します。

②「覚える」 書き順に注意して1字ずつ正しく書きながら反復練習します。

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早寝、早起きがとても大切。

元気の源になるのは、規則正しい生活習慣。とりわけ睡眠は重要です。睡眠と覚醒のリズムが確率しないと、夜寝ても疲れが取れません。~中略~情緒も不安定になるため、学校でのちょっとしたトラブルが強いストレスになってしまうのです。

体内時計は朝起きて太陽の光を浴びるとリセットされ、そこから起きている時間によってよる眠くなるというサイクルが繰り返されます。朝の決まった時間に起きる習慣をつけることが、子どもが自立していくための土台になるのではないかと考えています。

 

まとめ

何事も基礎が大切です。土台がきちんとしていないと、その上に乗っかるものもぐらぐらしてしまいます。

算数数学では、計算です。国語では漢字と語彙。そして生活は早寝早起きが大切です。

改めてこの本を読んで基礎基本が大切だなあと感じました。回り道のようですが、急がば回れですね。