ハロウィンになじめないとか行っている人へ。仮装文化は江戸時代からありますよ。
ハロウィンになじめない?
ハロウィンになじめないと言う人は多いです。
今まではハロウィンをやっているのは英会話教室ぐらいだったのが、ここ数年で定着しつつあります。
そのスピードに戸惑っている人も多いのが現状です。
確かに急に広まったから、ついて行けない人も多いと思います。
でもクリスマスやバレンタインも最初はそんな感じだったのではないでしょうか。
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コスプレ図屏風?
島根県立美術館の「伊藤若冲と京(みやこ)の美術展」に行って、面白いものを見てきました。
江戸時代の図屏風に、コスプレした人たちが踊っている様子が描かれているものがあったのです。
その図屏風とは、小澤華嶽(おざわかがく)の「ちょうちょう踊り図屏風」という作品です。
これにはびっくりしました。そしてとても面白かったです。
図屏風には大根やカエルなどにコスプレしているところが描かれています。
大根や人参のコスプレしている人たち。
かたつむりやカエルにコスプレしている人たち。
ちょうちょう踊り図屏風
この踊りは、1800年代に京都で行われていた仮装踊りです。
犬、猫、大根、人参、ナメクジ、傘、女装した人など様々な格好をして踊ったそうです。
江戸時代にはもうすでに日本でコスプレする文化があったということです。
「コスプレ」をwikiで調べてみると、
日本では、江戸時代に流行した集団参詣や民衆踊りの際に仮装を伴うものが多く見られた。
ちょうちょう踊りの他にも仮装する文化があったようです。
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ハロウィンが広まった理由
ハロウィンがこんなに急に広まったのは、SNSの普及でネタがほしい現代人、ハロウィン市場を広めたい企業、そして江戸時代からコスプレ文化があった日本の風土。この3つがうまい具合タイミングが合わさり、ハロウィンが日本に広まった。
おそらくこのまま定着するのではないでしょうか。
せっかく定着しそうなイベント、そこのあなた!来年こそ仮装してみてはいかがでしょう。
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