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タイトルと合ってない真面目な本。子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい。感想。

子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい

子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい
松林 弘治
KADOKAWA/メディアファクトリー
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刺激的なタイトルです。

以前からプログラミング教育に興味があったので読んでみました。

タイトルは品がないですが、内容は実に真面目にかかれた良い本です。

タイトルが中身と合ってないように感じられます。

著者の方は編集でタイトルをつけられたと書かれていましたので、売るために出版社がつけたのでしょう。

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コンピューターに囲まれている生活

コンピューターは日常生活の隅々にまで浸透しています。コンピューターなしの生活など考えられないほどです。。パソコンやスマートフォン 〜中略〜 炊飯器や電子レンジ、冷蔵庫 〜中略〜 まさにコンピューターに囲まれた生活です。

本当にそうですよね。

僕たちの周りにあるものはコンピューターが関係しているものばかりです。

そうなると下のような考えが生まれます。

読み書きや計算と同じように、コンピューターやプログラミングの学習も一般教養として必要ではないか、という考えが世界中で広まっています。

これは自然な流れではないでしょうか。

様々な国でプログラミングの学習が行われています。

ここでも日本は遅れています。

僕の知るかぎり、授業でプログラミング教育をしている公立の小学校はありません。

英語教育が叫ばれていますが、プログラミングはまだまだのようです。

なぜプログラミング教育が必要か?

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1、コンピューターやプログラミングに精通した人材を育て、増やしたい。

現代社会はコンピューターなしでは考えられられず、国家の基盤としての人材は不可欠です。

そして未来のApple、Facebook、Googleなどの大企業を生み出してほしいというわけです。

2、コンピューティングやプログラミングそのものが楽しいという気持ちを子どもたちと共有したい。本質的な理解力や応用能力を身につけてほしい。

プログラミングは、ブロックや積み木の楽しみと似ています。子どもたちに、思い思いの発想でくみ上げていく余地が残されています。

プログラミングと聞くと難しそうですが、子どもが楽しめるものです。

何かを作り出す行為はとても楽しいです。

工作やレゴを作る感覚と同じといっていいと思います。

しかも将来役に立つかもしれない。

こんな遊びは他にない気がします。

この遊び、もっと知られていいのではないでしょうか。

子どもがプログラミングに触れるメリット

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・ものごとの仕組みをより深く考えるきっかけになる。

・じっくりと論理的・創造的に考える訓練になる。

・世界を別の視点から捉える機会になる。

プログラミングは部品を一つ一つ組み立てるプラモデルのようなものです。

一つのサービスや製品を機能させるには、様々な部品と組み立て方があります。

それらを考えることは、仕組みを考察することにつながり、論理的な思考が必要です。

また正解は一つではないので、創造的に考える力もつきます。

しかしプログラミング教育を普及させるには問題点もあります。

教える人材が圧倒的に不足しているということです。特に田舎。

小学校の先生は全国津々浦々にいますが、プログラミングを教えることが出来る人間は都市部はともかく、田舎にはほとんどいない。これをどうするのか?

その答えはゲームやネットを通じた交流に答えがありそうです。

子どもも大人も楽しくプログラミング言語が学べるサイトがたくさんあります。

少し紹介します。

子どもが使えるプログラミング言語

Scratch - Imagine, Program, Share

世界中の多くの教育機関でプログラミング入門として幅広く利用されている。最も世界で有名な教育用プログラミング言語。自分で作ったプログラムは世界中に公開することも可能。

MOONBlock Documents

国産の教育用プログラミング言語。

プログラミン | 文部科学省

文部科学省が開発したプログラミング言語「おてほん」と呼ばれる模範例のゲームなども充実している。

アルゴリズム体験ゲーム・アルゴロジック|JEITAソフトウェアで未来をつくる

JEITAが教育用に開発したプログラミングの基礎となる「アルゴリズム」の考え方を学ぶサイト。高校や大学を中心として授業に活用されている。

Blockly Games

Google社が作ったプログラミング言語。ゲーム感覚で遊びながら、プログラミングの基本理念を学ぶことができる。

Maeda Block Beta

前田ブロック。他の教育用言語よりより簡単にゲームを作ることができる。

まとめ

プログラミング教育はこれからとても大切になってきそうです。

上記したインターネット環境があれば、楽しく遊びながら学ぶことができるプログラミング環境があるので、それらを使って学んでみる(遊んでみる?)のも良いと思いました。

ただ単にプログラミング言語を理解するということだけでなく、それらの言語を学ぶことによって論理、創造、企画、様々な力が身につきます。

子どもより僕が学んだ方が良さそう。

昔少し勉強したから、基本だけでも学びなおしてみようかな。

親子で勉強できる機会があれば積極的に勉強していきたいと思います。

子どものプログラミング教室の場所を調べてみたら、東京・神奈川県がある首都圏や大阪・名古屋などの都会が多かったです。鳥取米子にはなさそうですね。

田舎でプログラミングを学ぶ塾とか開いたら面白そうですね。

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