高く本を積む

日々読んだ本。社会人の勉強(日本史・世界史・経済学)潰瘍性大腸炎。

子どもをどなりたくない。怒る自分が嫌だから勉強する。

僕はすぐ怒る人間でした。

今でも怒ってどしまうことがあります。

怒った後は必ず後悔して、嫌な気持ちになってしまいます。

それは子育てでも同じです。

親と子どもは違うの人間なのに、親の思い通りにならないと怒るっていうのは、なんだか違うような気がします。

COMOという雑誌にどならない子育ての特集があり、どならない子育てについて興味がでてきました。そこで本家の本を読んでみました。

どならない子育て(伊藤徳馬著)は親がどらなない子育てを学ぶことによって、どなる頻度を少し減らすコツが書かれた本です。

この本の著者の伊藤さんもこう書かれています。

「あんなに怒る必要なかったんだよな。子どもがしたこと自体はたいしたことじゃないし。あーあ、この子はほかの親のところに生まれたほうが幸せだったじゃないかな。あーもうやめよう。明日からは絶対怒らない。~

次の日、「こらっ!いいかげんにしろ」→そしてまた自己嫌悪、、、。

これまさに僕のことみたいです。

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子どものような立場が弱い人間に怒る行為は、人間として洗練されていない行為のような気がします。怒られる方も気持ちの良いものではないです。

だからなるべく人と人として、話しをして理解し合いたいと思っています。

この本の前半の要点を引き出してみます。

しつけの目的は教育であり、伝えること!

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強制的なしつけ(怒る)はなぜ悪いか?

子どもに「何がまずかったのか、どうすればよかったのか」があまり伝わりません。「怖いからやめた」では先につながりにくいというわけです。

そして親子関係が悪化して、さらに聞いたり、確認したりという機会が減り、子どもはまた問題行動を繰り返してしまう。

また、子どもを強制的なしつけで子どもを支配できたとしても、中高生になって体が大きくなればそのやり方は通用しなくなっていきます。

しつけとは

例えば

「挨拶をしなさい」なぜ?挨拶をしたほうがその子はうまく生きていけるから。などのように「こうやったらいいんだよ」と教えるのがしつけです。つまりしつけの目的は教育であり、伝えることです。

叱ったり、怒ったりして伝えることもできますが、なるべくそれをやりたくないなあと思っています。

どならなくてすむコミュニケーションの4つのコツ

1 行動を具体的に表現する

「いい子にしててね」「いいかげんにしなさい」などあいまいな表現は、子どもには伝わりにくい。あいまいな表現では伝わらない。

それも簡潔にやってほしいことを言う。あれもこれもでは分かりません。シンプルにやってほしいことを言う。長いのは禁物です。

これは大人同士でも同じことが言えるのではないでしょうか。上司であれば具体的にやってほしいことをアドバイスする。部下は具体的にやったことを報告するなど、コミュニケーションの仕方としての基本ですね。

2 肯定的表現を使う

3 共感的表現を使う

2、3は分かりやすいですね。共感的な表現の例を挙げると「○○したい気持ちはわかるけど、△△しようね」ということです。共感的表現を使うと、子どもが親の話しを受け入れやすくなります。

4 環境を整える

子どもの目や耳などに刺激となるものを避けて話しをする。

どんな良いことを言っても、話しをする環境になっていなければ、頭の中に入りません。

人格ではなく行動を指摘する

子どもに話す内容も大事だけど、環境も大事!

褒める

子どもの行動に対して、よい結果を与えればその行動は増え、悪い結果を与えればその行動は減っていきます。p110

子どもがよいことをしたらほめる。よしよしする。これらによって、子どものよい行動が増えていく。p111

良い行動をしたら褒めるそれだけです。では悪い行動するときは、どうすればいいのかというと

「しまった」体験

悪いことをしたら、悪いことだと伝えてもう一度やり直させたり、元に戻させたりする。その結果として、悪い行動が減っていく。p152

どなったりする必要はなく、子どもに「しまった」と思える程度にとどめておく、「しまった」程度ならば気持ちに余裕ができ、自分の行動を考えることができます。

では、ほめるところがないと思っている人はどうすればよいのか?

24時間ダメなことをしている子どもはいない

問題行動をひっくり返せば、ほめる対象は簡単に見つかる。普通のことをほめればOK!p152

鼻をほじるのをやめさせたいときは、鼻をほじっていないことを褒める。悪いことをやっていないときに褒めれば良いというわけです。どんな子どもも24時間ずっと悪い行動をやっているわけじゃないですよね。

自分の(親の)感情をコントロールする方法

子どもも問題行動があるかもしれないけど、親の方が問題があると思う人がたくさんいます。

逆にそっちの方が多いくらいに感じます。

怒る・叱ることがしつけだと思っている人がいます。しつけとは怒ることではなく、「こうやったらいいんだよ」と教えることです。

まず親が落ち着く必要があります。それがなかなか難しいことです。(僕にとって)

落ち着く方法

1 よいほうに考える

2 子どもの言葉や態度に感情的に反応していませんか

3 5秒待ちましょう

4 子どもと勝負しようとしていませんか

5 今、問題になっていることだけに焦点をあてましょう

6 自分が悪いと思ったら、きちんと謝りましょう

 

以上が基本編です。これから実践編に続きます。

実践編は具体的な実践の例が示されており、すぐにも使える内容が盛りだくさんです。

興味がある方は手に取ってみてください。

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この本も買いました。次読む本です。

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