幸せになりたければ、物より経験を買え!
最近行動経済学にはまって様々な本を読んでいます。
今日は「物を買うより経験を買え!」というお話です。
物を買ったら幸せになれる?
物を買ったら幸せになれるでしょうか?
想像の通り、ほとんどの場合、物を買ったときの幸せは長続きしません。
新しいものを買ったときの、幸せはすぐになくなってしまいます。
他にも新しいものを買ったとき、その新しいものの他に別のものを買えたか考えることによって、別の選択肢の印象ばかりが長い間自分の中に残ってしまう場合もあるようです。
人間は自分が所有しているものに対しての興味は長続きしないようです。
さらに、もの自体が他のものと比較できやすいので、比較して残念な気持ちになる場合があります。
さらに食べ物などは、限界効用逓減の法則が当てはまり、快楽の最後の部分は最初の部分よりも満足度が小さくなります。
例えばビールは最初の1口はおいしいけど、10杯目のビールは最初の1口ほど幸せをもたらすことはできないということです。
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体験で幸せになれる?
一方で、経験や体験によってもたらされた幸せな感情は影響が長く続くことが分かっています。
経験や体験に多くのお金を遣い、物にはあまり遣わないようにすれば、自身の決断や比較相手を見直すことができ、世間の流行など気にならなくなります。
また経験の購入について話しをするだけでも幸せになれる研究結果もでています。
しかも経験購入について話した場合の方が、物質購入について話した場合よりも、会話相手に好ましい印象をもったという研究結果もでています。
どんどん新しい体験をしよう。
「新しい経験に進んで挑戦するタイプ」の人は、自分の生活に対する満足度が高く、ポジティブな感情を多く経験するそうです。
それは小さな新しい経験でも問題ありません。夕方聴いているラジオ局を変えてみる。違う音楽を聴いてみる。行ったことないライブに行ってみる。それがうまくいかなかったとしても、失敗したら同じことをしなければ良いだけです。
まとめ
物を買うことによって幸せを得ることは、限界があるようです。
また、相当なお金持ちでもないかぎり、永遠に物を買い続けることはできません。
幸せになりたければ、いつもと少し違った経験をすることが大切です。
それは日常の気づきからも、違った経験ができます。
散歩の途中で季節の変化を感じたり、星をみたり、ラジオでいつもと違う音楽を聞く、お金を遣わなくても新しい経験は出来ます。
気をつけて生きること、敏感に生きることが幸せに直結します。
なんでも経験になります。
僕もなんでもチャレンジしてみたいです。
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