たんぱく質の「Lypd8」が潰瘍性大腸炎の炎症を制御
たんぱく質の「Lypd8」が潰瘍性大腸炎の炎症を制御
潰瘍性大腸炎患者の手助けになるブログを目指しています。
潰瘍性大腸炎の原因は不明だとされています。
ただしその原因の1つとして、腸管上皮によって主に形成される腸管粘液バリアが破綻することが考えられています。
免疫機構が正常に機能しない自己免疫反応の異常によって引き起こされる、他には遺伝、細菌、食生活、ストレスなどから引き起こされると、考えられますが、まだ解明されていないのが実態です。
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今回その原因について、具体的な研究結果が発表されました。新しい腸の炎症を防ぐたんぱく質についてのニュースです。
大阪大学などの研究チームが、潰瘍性大腸炎などの腸の炎症についての研究結果を発表しました。
この発表によれば、Lypd8というたんぱく質が、腸内細菌を侵入させないで、炎症を抑えるということです。そしてLypd8たんぱく質の補充療法などの新しい潰瘍性大腸炎治療法を開発が期待できるそうです。
潰瘍性大腸炎の原因の1つとして、腸管の粘膜バリアーの破綻が考えられています。今回の研究によってLypd8というたんぱく質が粘膜バリアーで大腸組織への侵入を防いでいるという結果が出たそうです。
詳しくは上記のリンク先を見て欲しいのですが、このLypd8を補充することによって、炎症を防ぐ治療ができれば良いですね。
現在飲んでいるオリゴ糖です。お試しあれ。