潰瘍性大腸炎には、糖質制限で治る?「断糖肉食」について。
潰瘍性大腸炎の食事について
潰瘍性大腸炎になると、食事に気をつけたほうが良いと、栄養指導をされた人も多いはず。基本的に消化の良い食べ物で、低残渣、低脂肪の食事を薦めらる。
僕が持っているこちらの本は潰瘍性大腸炎・クローン病の方にベストセラーになっており、この本のレシピを参考に食事を気をつけている方も多い。
具体的なレシピが書いてあるので、実際に作れるところがお勧め。
この本に限らず潰瘍性大腸炎にとって白米(白ご飯)は消化が良く、カロリーも高いので、お勧めの食となっている。
逆に肉は、潰瘍性大腸炎に悪いとされる脂肪が多く、また消化も良くないため、薦められていない。唯一鶏のささみ肉は脂肪が少なく、消化に良いということで、食べてもOK。
脂肪摂取について(クローン病についてですが)こう書かれている。
脂肪が腸内細菌の影響で有害な有機酸や化学物質になり腸管病変を増悪させる。
つまり、クローン病では脂肪を摂ることは良くない。クローン病の方は、潰瘍性大腸炎より、より厳しい食事制限をしている。
同じ炎症系の病気である潰瘍性大腸炎も脂肪を摂るということは、薦められてないというのが現状の食事方法ではないか。
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潰瘍性大腸炎が糖質を摂らないことで治る?
しかし最近、糖質を摂らないで、肉を積極的に食べる方が潰瘍性大腸炎には良いというお医者さんがいる。稲毛エルム歯科クリニックの長尾周格院長。 ご自身も潰瘍性大腸炎を患った経験からの知見を述べている。この前、こんな記事が↓。
稲毛エルム歯科クリニックの長尾周格院長(千葉県)は、潰瘍性大腸炎を患った経験を交えながら「予防歯科」について説明。「『食生活の改善』が歯の問題の本質的な解決方法」と強調し、伝統的食生活を実践する先住民族に倣った「断糖肉食」として「虫歯の原因である糖の摂取を断り、肉・魚を食す」ことの重要性を訴えた。
ここでは、糖、つまりご飯や甘いものを断ち、肉、魚を食べる「断糖肉食」をすると身体に良いと言っている。糖質制限をすることで、健康な身体を保てるということです。
今まで潰瘍性大腸炎と逆の食事方法にでしたので、これには戸惑ってしまう。
潰瘍性大腸炎は漢方が効くとか、爪をもむと良いとか、いろいろな民間療法が出てきましたが、今度は新しい「断糖肉食」で身体を良くしようというもの。
詳しくは長尾周格の本を参考にしてほしいです。
また、長尾さんはFacebookでも、考えを書かれており、Facebookが見ることができる人は見てみると参考になるかもしれません。
https://www.facebook.com/shukaku.nagao
どこまでやる?「断糖肉食」
糖質制限については、僕も勉強中。今後色々調べてから、記事を書こうと思っているけど、適度な糖質制限自体は身体にとって良いと考えている。
古代から人間が進化して行く過程で、これほど糖質が簡単に採れる時代はなかったはずで、人間が急に糖質を処理できる身体になれるはずもなく、糖質の摂り過ぎは良くないと考えられる。
だから糖質が入っている食べ物をセーブするくらいが丁度良いと思うのは、間違った考えだとは思わない。しかし潰瘍性大腸炎という病気でどこまで「断糖肉食」をすれば良いのかは、自分自身答えが出ていないのが現状。
今のところ糖質制限が良い効果をもたらしている
今は主食のご飯をと甘い物を食べることを減らし、今まで以上に肉と魚を積極的に摂っている。プラセボ的な効果かもしれないけど、お腹の調子が良くなっていると感じている。
このまま糖質制限をして様子を見て、潰瘍性大腸炎と糖質制限について、自分の身体がどうなっていくか観察したい。
潰瘍性大腸炎対策
腸の調子を整えるために、善玉菌のチカラ を飲んでいる。 もう一つ、大麦若葉が大腸の炎症を抑制する働きがあると聞いてからやわたの本青汁 を飲んでいる。これは結構続いている。
潰瘍性大腸炎について基本的なことがわかる本
この本がKindle Unlimited会員になると0円で読める。読みたい人は無料体験30日間できるので、無料体験期間中にどうぞ。