高く本を積む

日々読んだ本。社会人の勉強(日本史・世界史・経済学)潰瘍性大腸炎。

今に満足することと 少し先のことを考えるのは、同時進行で。

本を読むのは旅に似てる。偶然の出会いが深く心に残ることがある。Twitterにも呟いたのだけど、腑に落ちた言葉に出会った。

 

最近ずっと気持ちがモヤモヤとしていた。先日イケダハヤトさんのお話を聞いた次の日からだ。

 

イケダさんのお話を聞いた時は、「お金は大切だ。努力しよう。」と思って、メラメラとお金を儲けることを頑張ろうと思った。

 

しかし一方でその日に会ったすごい方たちと、自分の能力のなさを比べ、落ち込んだのも事実だ。有能な人たちに囲まれると、自分がひどくみすぼらしく感じてしまう。

 

僕は、上昇志向は大切なことだけど、それを捨ててのんびり生きたいと思っている。10年前に病気を患ってから、あえて諦めることを選択して生きている。それが悪いわけでなく、人生がより豊かになったと感じるから不思議だ。

 

しかし最近、様々な有能な人に出会ったり、「鳥取メディア研究部(情報発信の素人が今すぐ「独自性」を身につける方法 | 灯台もと暮らし)」ですごい人たちの話を聞くと、のんびりするばかりではダメなんじゃないかと思うようになっていた。そして、とどめがイケダハヤトさんのお話だった。

 

話を聞いて、圧倒的に今のままじゃダメだ。もっとやるべきことがある。と強く思った。しかし、とは言っても、のんびりを大切にしようと思ってきた自分がいて、その二つの気持ちで、モヤモヤが続いていた。

 

それからいろいろな本を読んでいたのだけど、ようやく腑に落ちる言葉に出会った。

 

一歩先のことを考える

今に満足することと

少し先のことを考えるのは、同時進行で。

生きている今は、常に準備と考える。

 

これは「暮らしのおへそ」という本(ムック)の中に書いてあった言葉だ。今やるべきことをたんたんとやるんだけど、それだけでなくて少し先のことも考える。おそらく今のようなモヤモヤとした気持ちの時に出会わなければ、スルーしていた言葉だろう。

 

琴線にひっかったのは、「」と「少し先」というところ。「少し先」でよいのだ。「少し」でよいのだ。でもその「少し」が大切だ。

 

「今に満足しつつも、少しだけ先をみる生き方」こんな生き方が今の自分にしっくりくる生き方だ。