よなごらいふ

日々読んだ本。日本史・世界史。潰瘍性大腸炎。

おすすめの名作エッセイ10 気軽に読めるけど奥が深い。

今日は星野源のエッセイ「いのちの車窓から」を読んだ。エッセイっていいものだな。最近読んでなかったので、またいろいろ読みたくなった。今回は僕のおすすめする名作エッセイを紹介する。どれも古典になるような作品だ。手軽に読めるけど、奥が深い作品を並べた。

 

星野源はいわずとしれた人気アーティストだ。音楽活動、俳優活動だけでなく、エッセイストとしても人気がある。天は二物も三物も与えるのだ。なんだか悔しい。でも、この本を読んで、星野源に親近感を持ってしまった。まんまと星野源の作戦に引っかかった感じがして、またまた悔しい。

 

いのちの車窓から」の中で紹介されている本。名作。日頃なんとなしに生きている自分を恥じたい。松尾さんをみならって、どうでもいいことを考え続ける人生を送りたい。

 

こちらも星野源さんで紹介されていた本。僕は大学生の頃に読んで、この人には勝てないなと思ったことを覚えている。当時超売れっ子劇作家だった宮沢さんと僕は、なにを戦っていたのだろうか?

 

伊丹十三さんのことは映画監督として知っていた。映画を何作か見たことはある。本は読んだことなかった。それが糸井重里さんが伊丹十三賞をとった時、伊丹さんとはどんな人かと、この本を手に取った、これが面白かった。こんなかっこいい男に憧れる。

 

ちなみにこの伊丹十三賞を受賞した人はほとんど僕が好きな人ばかりだ(例外の人もいるけど)。前回は星野源が受賞している。

 

伊丹さんに関して、この対談が面白いから見てほしい。

 

ほぼ日刊イトイ新聞 - 1000円の消しゴムの男。村松友視+糸井重里

 

 

大学生の時に読んだ。その時のイメージはジーンズのCMだった。「シイナサンシイナサン ヤッホ」と呼ばれ、馬に乗っていた。

大学生の時、この人は知ってはいるけど知らないということで、新潮文庫を買った覚えがある。僕の椎名誠さんこのエッセイから始まって、その後の私小説でどっぷりはまってしまった。哀愁の町に霧が降るのだ新橋烏森口青春篇銀座のカラス。この青春三部作も必見。

 

ちょうど子どもが「ちびまる子ちゃん 」のDVDを見ている。やっぱりさくらももこのセンスはすごい。初期のちびまる子ちゃん コジコジ なんて最高だ。エッセイもやっぱり面白い。有名なエッセイ三部作の第一段。他の作品もやっぱり面白い。「さるのこしかけ」「たいのおかしら 」も合わせて読んでほしい。

 

今回唯一のコミックエッセイ。世の中には怒涛の人生を送る人もいるだろうけど、たいていの人が日々の生活を淡々と暮らしている。著者はニューヨークに住むことになったんだけど、とりたてそれはすごいこととして書かれていない。この作者はニューヨークではなく、鳥取に引っ越していたとしても、同じようなコミックエッセイを描いたかもしれない。でもぐいぐい読ませる。それは作者の絵の力と日々の出来事の機微をとらえる才能だと思う。

 

百閒先生の言葉はひょうひょうとしていて、つかみどころがないように思えるのだけど、真実をとらえている。昭和初期に書かれた本とは思えない今でも十分通用する言葉の数々。一見難しく思える文章だが、その文体に慣れるとリズムが良いからすらすら読める。Amazonのレビューも良いことが書いてあるから読んでほしい。

 

水木先生ファンとしては、先生の本は挙げないわけにはいかない。どれにするか迷うのだが、ねぼけ人生をを薦める。お得意の自伝的エッセイ。自分のことだけど、どこか他人事で見ているから、壮絶な人生なのに、そんな感じは一切しない。水木先生のエッセイはどれも面白い。国語の教科書に載せるべき。

 

「あるようなないような」というタイトルがぴったりの本。真面目なようで真面目でないような。不真面目のようで、不真面目でないような。日々というのはこのエッセイのようにふわふわしたものなのかもしれない。

 

エッセイというか、日記というか。家族で北海道に移住した話を書いている。子どもに感情移入して泣ける、宮下さん本人に感情移入して泣ける、子どもの友だちの頑張りに感情移入して泣けた。個人的に琴線にびんびんふれた本。宮下さんの真摯で真面目な様子にこころ打たれた。

 

もしナンシーさんが生きていたら、最近の芸能界のニュースにどんなことを言うのだろうか?といつも思う。不貞、政治家などなど。ネタには困らない。事実は小説より面白いことがたくさん起こっている。若い人こそどれでもいいからナンシーさんの本を読んでほしいな。