なにを大切に生きればよいのだろう しあわせを生む小さな種 松浦弥太郎
しあわせを生む小さな種 今日のベリーグッド 松浦弥太郎
PHP研究所
売り上げランキング: 96,028
最近僕は幸せについて考えます。
最近の僕の考えで、日々の生活に納得感があれば、幸せと言える状態に近づけるのではないかと考えています。自分の納得感をどうすれば得ることができるか、どう考えればよいか。
そんな思いをもっているとき、しあわせを生む小さな種 今日のベリーグッド という本を読みました。
ここで松浦さんはしあわせについて、最初にこんなことを書いています。
しあわせというのは、~中略~ 自分で選んだ種を、自分で蒔いて、水をあげて、栄養もあげて、大切に育てていく。それではじめて花が咲く。しあわせとはそういうものだと僕は思っています。
自分を大切にして、日々の生活を大切にすることからしあわせの花が咲くということでしょうか。自分を大切にするということ。日々を大切にするということ。
僕はこの本を読んで1番感動したところは、松浦さんがこう言い切っているところです。
いちばん大切なのは「待つこと」と「続けること」
僕は今まで「待つこと」と「続けること」がまったくできない人生でした。しかし子育てをしていると「待つこと」の大切さと大変さが分かります。子どもは他人なので、思い通りになりません。一緒に生活すると少なからず「待つこと」に遭遇します。僕は「待つこと」がなかなかできないので、手伝う必要がないところで手伝ったり、怒る必要ないところで怒ったりしています。松浦さんがいう「待つこと」ができていない。
いちばん大切なのは「待つこと」と「続けること」
日々の生活でこの2つを意識するだけでも随分違ってくるなあと思っています。
「続けること」苦手という人は多いのではないでしょうか。僕は長く生きてきて、この「続けること」の大切さを身にしみて感じるようになりました。僕はなにもできません。それはなにひとつ続けてこれなかったからです。「続けること」でしかなにも残すことはできない。「続けること」が唯一の方法。と思うのです。才能がある人は別だと思いますが、僕にはすぐれた才能はないので、自分がなにかをしようと思ったらやっぱり「続けること」しかないなあと思っています。松浦さんは種は蒔けば、必ず花が咲くともいってくれています。信じて「待つこと」「続けること」。
この本のなかで、松浦さんは自分を大切にすることの大切さをいっているように感じます。それは健康について。自分のこころについて。自分が選んだものについて。自分の属する場所そして人について。自分に関わることすべてを大切に扱うこと。ができれば、しあわせに近づけるといってくれていると思います。
この本を読んで、日々を大切に生きることが、僕の納得感につながりそうだなと感じています。事あるたびに読み返しそうな、大切な本になりました。
読んでくださりありがとうございます。