4歳の算数。良い教材にであった。はじめてのたしざん。
これいいね。幼児のお勉強〜算数編〜
4歳の娘はベネッセの教材をとっていますが、算数の勉強は今までやったことありませんでした。立命館大学教授陰山英男さんが11月19日に幼児向けの新しい教材を出したので、買ってみました。
これがなかなか良かったので、紹介します。
はじめてのたしざん
小学館 (2015-11-19)
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教師の役割とは「子どもをいかに集中させるか」だという結論にたどり着きました。
集中力が身についている子どもは小学生になって飛躍的に学力が伸びる。
では子どもはどういうときに集中力を発揮するのか?
それは「楽しい」と感じているとき。
自分もやるべきことが集中できないことが多々あります。
そして子どもに集中してもらうことは、とても難しいです。
子どもも大人も「楽しい」と感じているときの集中力には、爆発的ともいえるすごさがあります。
それなら足し算も引き算も、勉強させることや理解させることを目的とするのではなく、図やパズルで楽しく遊んでいるうちに概念がわかり、結果的に計算ができるようになっていた、と。
そういう教材がほしい。
そして考えられた教材が、「一ます計算」。
「一ます計算」とは
3~6歳の幼児に、計算の世界の楽しさを与えてみようという発想から生まれました。
そのために遊びや笑いの要素を取り入れる演出が必要でした。
そうして小学校入学までには、足し算の基本が身につき、くり上がりやくり下がりまで、なんとなくわかっているという子どもを家庭で育てようという提案です。
私も教育に携わっていた人間として、算数、数学において、計算の早さは本当に大切なことだと思います。お勉強が得意でない子どもも、練習すれば計算力をつけることはできます。難しい問題はできなくても良いのです。だって難しいのですから難しい問題となるわけです。
自分のできる問題を早く確実にこなしていく、計算力はそのための大きな助けになります。計算力があれば早く問題も解けるため、難しい問題にさける時間も増えます。そうすれば、難しい問題も解けるようになるかもしれません。計算力はスポーツなどと同じです。毎日繰り返しやることが重要です。百聞は一見に如かずというわけで、陰山先生の本をやってもらいました。
娘はどんどんやってくれます。1日で20ページもやりました。
まさに集中してやっていました。
始めての足し算ですが、目で見て数を数えるところから、始まりました。
具体物があるので、実際に数えることができます。
どんどん出来るので、終わったらまた同じのを買ってやろうと思っています。
その他面白いと思った問題は「さんま」「りんご」「しか」から数字を探す問題です。
「さんま」には3が入っていますし、「りんご」にも5が入っています。その数字を見つける問題。
娘は「り・ん・ご」とかいいながら「5」だ。「やったー」
「さ・ん・ぽ」とかいいながら「ぽ」だ!「ぽ」ってどんな数字よ!
「1、2、3、ポーって妖怪ウォッチみたいだね」
パパのツッコミも入れながらやりました。
やっぱり最後の文字につられるみたいです。
ただ一つどうしようかと悩んだのは、足し算の教材なので、数字を書きます。娘は数字を書いたことがなかった!?ので最初は数字を書くことに苦労していました。数字を書くのを練習してからの方がスムーズに進めることができるかもしれません。我が家の場合は、数字の練習も兼ねて親が書きながら、教えながらやっているので、問題はなかったです。
子どもに聞くと「線つなぎが楽しかった、間違い探しも楽しかった」らしいです。子どもの数のプリントはいろいろあるので、好きなのをやってもらえば良いと思います。僕は陰山先生のファンなので、繰り返しこの本をやってもらう予定です。
次は鉛筆の持ち方ですね。
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