よなごらいふ

日々読んだ本。日本史・世界史。潰瘍性大腸炎。

納得できる!?あの有名人の子育ての考え方。

子育てに関する本を読んで、有名な人のコメントから、自分に役に立つものを取り出してみた。

妻の笑顔に助けられた

陰山英男さん(立命館大学教授)

「親が、がんばれがんばれと言うと緊張しちゃう。子どもには、あなたがいると楽しいよって伝えるだけでいいじゃないかな。子どもは親の期待を敏感に感じ取るからね。僕は子どもの集中力は、母親の笑いから生まれるものだとさえ思っています。」

親がまずやることは子どもに安心感をあたえ、信頼関係をつくることだと思う。家庭を安心できる場にすること。すべての子育てや人間関係はまずそこからスタートする。いくら勉強やしつけについてよい方法があったとしてもダメだ。幸せになるための子育てでなければならない。 

子どもが楽しそうにしていれば、それでいい

出雲光恵(ユーグレナ社長出雲充さんの母、専業主婦)

子どもたちだけで留守番をさせて、買い物から帰ってくると、兄弟で全身を真っ白にして、どこから見つけたのか薄力粉を台所中に塗りまくっていたんです!もう、その姿がおかしくて、おかしくて(笑い)

子どもが楽しそうにしていれば、それでいいんです。  

安心感はどうすれば、与えることができるのだろう。親がおおらかな気持ちで、どしっと構えていれば自然と安心できる場になるのではないか。「子どもが楽しそうにしていれば、それでいいんです。」反論はありそうだが、出雲さんのコメントからは学ぶべきことは多い。

 

子ども自身が選択できる情報を親が提供する

江藤真規さん(マザーカレッジ主宰)

「親の価値観と言う枠で、親が手を引っ張って勉強や習い事をさせるのではなく、子どもは親とは人格の異なる個人として尊重します。だから何をさせるにも必ず「あなたはどうしたいの?」「どう考える」と子どもに尋ね、意見を尊重するんです」

「小学校高学年の頃は旅行の計画なども子どもたちに立てさせるようになりました。」

「塾や学校などの情報をたくさん提供してあげることに注力しました。決定はあくまで娘の意見を尊重し、応援する役に徹したのです。」

親の役割は子どもを個人として尊重し、勉強させることより情報提供をすること。人に強制されたものでなく、子ども自身が選択するように親がしむける。そこで親はなにもしないのではなく、情報を整理し、アドバイスし、子どもが良い方向に向かえるようにする。江藤さんはアメリカに住んでいたこともあり、その在米経験からこのような考えにいたっているようだ。子どもとの関係をどう考えるか、人によって違うが、私は個人として尊重する考え方に賛成だ。

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興味の種をまくこと

宝槻泰伸さん(「強烈なオヤジが高校も塾に通わずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話」の著者)

子どもは自分が好きなものは何なのかわからないことが多いのです。それは、「もっと知りたい」という対象に出会ってないだけ。そのきっかけは親が与えてあげる必要があります。私は”興味の種まき”と言っていますが、どこに芽が出てくるかわからないので、できるだけ広く種まきをしてやったほうがいいのです。

子どもにいろいろな経験をさせる。それもただ単にやらせるのではなく、子どもが興味を持てるようにやり方を工夫する。DVDを見せたり、実際に体験をさせたり、様々な方法で子どもが興味が持てることを探してやる。

また宝槻さんはさまざまな大人と接する機会をつくり、興味の幅を広げることも重要だと述べている。様々な人が様々な考えを持っている、その考えや生き様に触れさすことが興味の幅を広げることにつながる。

 

小さな「できた」を積み重ねる

矢島久美子さん(リトピュアリトミック経営)

子どもにとって最も大切なのは、意欲を持てることだと思っています。子ども自身がやりたいことを見つけたり、壁を突破できたりするのは、意欲があるからこそ。そして、その意欲を育むのは、小さな頃からの経験を通して「できた!」と感じる瞬間の積み重ねです。

様々な経験は、子どもの将来の「選択肢」につながります。その選択肢を増やしてあげるのは、親の役目かな、と感じていました。

成功体験の積み重ねが人を成長させる。小さい成功体験が大切だというのは以前この記事でも書いた。

「できた!」と感じる瞬間の積み重ね。遠くに行くためにはその瞬間を積み重ねるしかない。

 

一緒に遊び、ワクワクすることで感性は育つ 

東儀秀樹さん(雅楽師)

親が子どものレベルに落とす必要なんて、これっぽちもない。逆に、大人にあこがれて「早くあんな大人になりたい」と、子どもの向上心をくすぐる方が、よほど大切だ」

結果を重視するのは大人だけで、子どもは結果よりも、その過程に夢中なんです。子どもの可能性って、過程の中から広がる。

 大人が楽しむこと。大人が楽しいところを見せて、それが子育てにつながれば理想的だ。親が楽しむところを子どもにどんどんみせよう。

 

 

ここまで様々な人のコメントを挙げたが、人によって考え方は異なるし、今回引用した部分は一部でしかない。

親が自分を省みて、親自身が少しずつよりよい人間になるしかない。

そして子も親も幸せになれる人生を歩めるよう、考えや行動を改善していくことが大切だと思う。

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