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日々読んだ本。社会人の勉強(日本史・世界史・経済学)潰瘍性大腸炎。

潰瘍性大腸炎の人が飲む薬。メサラジン(5-ASA)「ペンタサ」「アサコール」「サラゾピリン」免疫調整剤「イムラン」「ロイケリン」

潰瘍性大腸炎の人が飲む薬。

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潰瘍性大腸炎の人の薬はどんな薬を飲むのか調べてみた。自分の体験も含めて書いてみたので参考にして欲しい。

 

 「メサラジン(Mesalazine)」または「5-アミノサリチル酸(5-ASA)」

 

ほとんどの潰瘍性大腸炎の患者は「メサラジン(Mesalazine)」又の名称「5-アミノサリチル酸(5-ASA)」を摂取する。

 

いわゆる「ペンタサ」「アサコール」「AKP」「サラゾピリン」と呼ばれる薬だ。ほとんどの潰瘍性大腸炎の人はこの薬を飲んでいる。そして2016年「リアルダ」という新しい薬が承認された。(※今後「リアルダ」については飲むことがあったら記事にする予定。)

 

記事を書いた。

yonagolife.hatenablog.com

 

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基本的には「ペンタサ」「アサコール」「サラゾピリン」の薬を飲む。

 

①「サラゾピリン」

サラゾピリンは、腸内細菌の作用を受けてメサラジン(5-ASA)とスルファピリジンになり、大腸に届く。飲み薬の他、座薬もある。

 

②「ペンタサ」

ペンタサは、サラゾピリンのメサラジン5-ASAの成分のみを抽出したもので、腸内に溶けるようにしたもの。大腸だけでなく、胃、小腸にも効果がある。飲み薬の他、直腸剤、座薬もある。

 

③「アサコール」

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僕はこのアサコールを飲んでいる。アサコールは、大腸特化型。大腸のみで効果がでるように設計されている。薬がカプセルに入っていて、大腸に到達しないとカプセルが溶けない。そのため大腸のみで効果が発揮される。

 

 ※直腸剤・座薬

炎症が肛門に近い場合は、お尻の穴から薬を入れる「ペンタサ直腸剤」「サラゾピリン坐剤」を使う。僕もこれらを使ったことあるのだが、毎日お尻に入れるのは手間と時間がかかるため、なかなか続かなかった。

 

 

メサラジン(5-ASA)の薬は潰瘍性大腸炎なら避けて通れない薬。そして病気の症状が落ち着いたときも飲み続ける必要があるため、長い間飲む。

 

つまり一旦潰瘍性大腸炎と診断されると、よっぽどのことがない限り飲み続ける必要があるため、これらの薬であるメサラジン(5-ASA)とは長い付き合いになる。

 

 

免疫調整剤(イムラン、ロイケリン、アザニン)

僕はイムランを飲んでいる。

潰瘍性大腸炎の人は免疫調整剤を飲むこともある。具体的には、錠剤の「イムラン」と粉薬の「ロイケリン」だ。身体の免疫を緩やかにすることによって、炎症を抑える効果がある。

 

基本的にはステロイド依存になった潰瘍性大腸炎の患者が飲む場合が多い。ステロイドを減量するとまた病気がひどくなる人が、再び症状が悪化しないために飲む薬だ。すぐに効果があるわけでなく、何ヵ月、何年と長期に渡って効き目を実感する薬となっている。

 

主な副作用としては、白血球減少症である。白血球と血小板が少なくなり、発熱や倦怠感などの症状がでることがある。薬を中止すると元に戻るので、症状が現れた場合は薬を中止する。また肝機能障害、食欲不振、嘔吐などの症状が出る場合もある。その場合は程度によって、様子見を見、薬を減らすこととなる。悪性腫瘍の発生率が上がるという報告も出ているが、発生率はそれほど高くないようだ。

 

 

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