本当!?腸内フローラしだいで「やせ」にも「肥満」にもなる。 「腸の健康法」第9回
僕は腸の病気です。
腸について勉強して、健康な日々を送りたいです。
大腸健康評論家になるぐらいに、腸について勉強しています。
今回は、
「腸内フローラ10の真実 NHKスペシャル取材班」を読んでの感想です。
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NHKスペシャル「腸内フローラ 解明!脅威の最近パワー」という番組が大反響だったらしいです。腸について様々な専門家の研究結果から、驚きの働きがあることが分かり話題なっています。その番組の本が出ていましたので、読んでみました。
腸内フローラという言葉をよく聞きます。実際どういうことが分かっていて、どうすればよりよい生活につながるのか。読むとそのヒントが書かれています。
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そもそも腸内フローラとは
腸の中にはたくさんの細菌が住み着いています。その数は100兆以上。〜中略〜こうした腸内細菌たちは、人間が食べたものをエサにして、互いに競い合い、助け合いながら生きる「生態系」を作っています。その細菌たちの生態系のことを「腸内フローラ」と呼びます。p4
2013年9月「腸内フローラの乱れが肥満体質の原因になる」という研究が発表された。
「腸内フローラと肥満」その研究とは?
「肥満の人の腸内フローラを持っているマウス」と「やせている人の腸内フローラ」を同じエサと同じ運動で育てたところ、「肥満の人の腸内フローラを持っているマウス」がどんどん太ってしまった。
同じエサ、同じ運動でも腸内フローラしだいで太ってしまう。腸内フローラが肥満体質の「原因」となることがわかった。
「肥満フローラ」を「やせフローラ」に変えることは可能!!
「肥満フローラ」は主にバクテロイデスというグループに属する数種類の菌の数が、極端に少ないことがわかった。そして、これらの細菌を外部から与えてやると「肥満体質」が治る。
短鎖脂肪酸?
「腸内フローラ」の細菌の中で短鎖脂肪酸が肥満を防ぐ。短鎖脂肪酸は脂肪の蓄積を抑え、消費を増やすという両面から、肥満を防ぐ働いている。
「肥満フローラ」を「やせフローラ」に変える方法
「腸内細菌にエサを与える」ことが大切。そのエサとは食物繊維。野菜を食べれば良い。もし無理ならサプリなどでとってもよいと思う。「短鎖脂肪酸」を作る細菌は、野菜などの食物繊維が大好物。
食物繊維にこだわるなら青汁も良いかもしれない。