マッドマックス 怒りのデス・ロード を見た感想。スターウォーズやアバターに匹敵するほどの世界観。
映画を見て「良かったなぁ」と思う作品は、独自の世界観がある作品です。
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なんだかよく分からないけど圧倒される作品。そんな作品が僕の心を揺さぶります。今日見たマッドマックスはまさにそんな映画と言ってよいです。
北斗の拳に影響を与えたと言われる世界観がとてもいい。
スターウォーズやアバターを見た時、面白いかは別として、この世界観はすごいぞと思った人も多いはずです。このマッドマックスもそういう「むむむ」これはすごいぞ。と感じました。出てくるもの一つ一つのデザインの完成度が高く、マッドマックスの世界に入り込んでしまいます。メイク、コスチューム、自動車や建物のデザインがすごい。これだけでも一見の価値ありです。スターウォーズやアバターくらいヒットしてほしいです。
カーアクションがとてもよい。
この作品は基本的にトラックでのカーアクションばかりです。ただのアクションでなく独特な戦いのシーンもあり、そういう風にするんだ。あーこの発想はなかった。って思うシーンがたくさんあり、それが心地よかったです。まるでサーカスのようなアクションシーン。ただのアクションだけだったら、見ている間飽きることがありますが、それがありませんでした。
俳優が良い
主人公のトムハーディが渋く、準主役のシャーリーズセロンがかっこいい。特にシャーリーズセロンは当たり役になっています。素晴らしい。
あとの他の俳優のチープさがすごくよいです。ここがポイントでした。主人公と準主役以外の出てくるキャストたちがチープな感じがするんです。それは悪い意味ではなく、マッドマックスの世界観がより豊かになっていると感じました。きっとわざと演出でチープな感じにしたんだと思います。
内容も深い。
ここではないどこかを探すけど、結局元いた場所が大切になってくる。僕たちもここではないどこかでなく、今自分がいる場所を大切にしなさい。この映画を見てそんなことを思いました。
とりあえず見てください。
他の人が書かれている映画評も見たんですが、他の人も「とりあえず見ろ」ってしか書いてないのが多々あって、ああそうかみんなうまいこと言葉に表せないんだなって思いました。この映画は勢いの映画です。それを見るには言葉では言えないし、見て感じてもらうしかないです。ドントシンクフィールってことでしょうか。
映画を見た時、2時間があっという間に過ぎたら良い映画と僕は思います。内容も大切ですが、映画はとりあえず面白くあってほしい。それで内容がある映画ならもっと良い。そして僕を圧倒させる映画が好きです。
読んでくださりありがとうございました。