人に役立つことをすれば、自分が幸せになれる。
こんにちは
人生に役に立つ、行動科学の話しです。
今回は幸福になる方法についての話しです。
人の役立つことをすると幸福感が増す
人の役立つことをすると幸福感が増すという研究結果が出ています。
ボランティア活動はやりがいだけでなく、快楽のポジティブな感情も増し、生活満足度が高い、よい気分でいられるという研究結果が出ています。
なんと、20ドルもらった人は、「自分のために使って良いよ」と言われるよりも、「他人のために使ってください」と言われて使う方が、幸せになれるという研究結果もでています。
さらに他人に親切したときを思い出すだけで、幸福度をあげるらしいのです。
まさに「情けは人のためならず」は正しかったと言うことです。
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ではなぜ人のために行動しないのか?
ポール・ドーランさんは著書「幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする 」でこう書いています。
人は20ドルを他人のために遣うほうが、自分自身のために遣うよりも幸せになれるという実験結果を聞いた人は、それはあべこべなのではないかと思うという。
〜中略〜
20ドルを取っておいて自分自身のために遣うか、他人のために遣うか、その金銭的な違いに集中していて、そこから得られる幸福には注意を向けていない。
ドーランさんは、結果は人のために遣う人の方が幸せになれるのに、その結果に注目しないで、20ドルを自分の物にしたという決断だけに集中していると、誤った予測をしてしまうということを述べています。
人間の考え方のクセは、結果に注目できないで、決断に注目してしまう傾向があるみたいです。
だから、あらかじめ人のためになることをすると、自分も幸せになることができると知っておくと、人のために様々なことが進んでできそうな気がします。
自分のために、人の役に立つことをする。
私たちが他人を思いやる理由の大部分は、自分自身がよい気分になれるからだ。 〜中略〜 自分がよい気分になるために他人を思いやるというのは別に悪いことではない。
自分が落ち込んでいる時こそ、人のために役にたつことをすれば、自分のためにもなります。
まとめ
自分の幸せのために、人に役に立つことをするという発想はありませんでした。
自分のためになることが、+人に役に立てば、こんなに良いことはありません。
1日1善という言葉がありますが、自分の生活の中に「人の役立つことをする」というタスクを取り入れて、生活してみようと思います。
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