高く本を積む

日々読んだ本。社会人の勉強(日本史・世界史・経済学)潰瘍性大腸炎。

自問自答し続け、日々自分の思考や視点を考え続けること

八木仁平さんのブログ

 

ブロガーの八木仁平さんのブログに、人生の優先順位について書かれた記事がある。

 

www.jimpei.net

 

この中には、

人生にはやった方がよいことはたくさんあるけど、時間は有限だから、自分がしたいことの優先順位をつけ、自分がやるべきことを集中しよう

ということが書かれている。

 

自分の行動の優先順位をつけることは難しい。あれもこれもやりたくなるし、誘惑は多い。

 

あるミニマリストの物語

 

最近「あるミニマリストの物語」と読んでいる。ミニマリスト人以外にもおすすめできる本だけど、その本の一説に

「私のミッションって何だろう?」と自問する

 というものがある。

 

人生には絶対的なものはないし、もって与えられたミッションなんてものはない。だとすれば、自分の信じる道を進むためには、自問自答し続けるしかない。

 

自問自答し続けながら、自分の大切にしたいことをおぼろげにでも考え、「すべきこと」「すべきでないこと」を振り分ける。やることを減らしシンプルにして、生産性をあげる。受動的な行為を減らし、大切なことだけにフォーカスし、重要なタスクだけに取り組む。

 

あるミニマリストの物語」にはそんなことが書かれていた。

 

 

 
「言葉にできる」は武器になる。 

 

「言葉にできる」は武器になる。 」という本に、「自分の思考や視点」について考えることの大切さが書いてある。

 

日々自分の思考や視点を考え続ける。自分が何を考えているのか、そこに思考の焦点をあてる。そうすると自分の思考を深めることになる。

 

実際自分がなにを考えているのか、なぜこんな気持ちになったのか、立ち止まって考えてみないと分からないことが多い。モヤモヤとした気持ちは時間がたてば消えることが多いけど、自分の気持ちを順を追って考えなければ、解決しない。

 

日々自分の内なる言葉を意識して生活する。考え続けることが、自分の優先順位を決めることに役に立つ。

 

考え続けるという点が、「あるミニマリストの物語」「「言葉にできる」は武器になる。 」でつながった。

 

自分の行動の優先順位という点で、八木さんのブログとこの2つの本はつながる。

 

自分の大切にしたいことはなんだろう。

 

自分の大切にしたいことを考えてみた。

 

「妻、子ども」

「健やかな生活を送ること」

「幸せに暮らすこと」

「納得する生き方」

「のんびりとした生き方」

「自分に関わる人たち」

 

今はこんなこと・人を大切にしたい。こっぱずかしいことだけど、幸せについて考えることは大切なテーマだと思っている。これらのテーマについては一つずつ考えていきたい。

 

考え続けて、自分の優先順位の判断基準を磨きたい。このブログはその一つのツールにする予定。

今に満足することと 少し先のことを考えるのは、同時進行で。

本を読むのは旅に似てる。偶然の出会いが深く心に残ることがある。Twitterにも呟いたのだけど、腑に落ちた言葉に出会った。

 

最近ずっと気持ちがモヤモヤとしていた。先日イケダハヤトさんのお話を聞いた次の日からだ。

 

イケダさんのお話を聞いた時は、「お金は大切だ。努力しよう。」と思って、メラメラとお金を儲けることを頑張ろうと思った。

 

しかし一方でその日に会ったすごい方たちと、自分の能力のなさを比べ、落ち込んだのも事実だ。有能な人たちに囲まれると、自分がひどくみすぼらしく感じてしまう。

 

僕は、上昇志向は大切なことだけど、それを捨ててのんびり生きたいと思っている。10年前に病気を患ってから、あえて諦めることを選択して生きている。それが悪いわけでなく、人生がより豊かになったと感じるから不思議だ。

 

しかし最近、様々な有能な人に出会ったり、「鳥取メディア研究部(情報発信の素人が今すぐ「独自性」を身につける方法 | 灯台もと暮らし)」ですごい人たちの話を聞くと、のんびりするばかりではダメなんじゃないかと思うようになっていた。そして、とどめがイケダハヤトさんのお話だった。

 

話を聞いて、圧倒的に今のままじゃダメだ。もっとやるべきことがある。と強く思った。しかし、とは言っても、のんびりを大切にしようと思ってきた自分がいて、その二つの気持ちで、モヤモヤが続いていた。

 

それからいろいろな本を読んでいたのだけど、ようやく腑に落ちる言葉に出会った。

 

一歩先のことを考える

今に満足することと

少し先のことを考えるのは、同時進行で。

生きている今は、常に準備と考える。

 

これは「暮らしのおへそ」という本(ムック)の中に書いてあった言葉だ。今やるべきことをたんたんとやるんだけど、それだけでなくて少し先のことも考える。おそらく今のようなモヤモヤとした気持ちの時に出会わなければ、スルーしていた言葉だろう。

 

琴線にひっかったのは、「」と「少し先」というところ。「少し先」でよいのだ。「少し」でよいのだ。でもその「少し」が大切だ。

 

「今に満足しつつも、少しだけ先をみる生き方」こんな生き方が今の自分にしっくりくる生き方だ。

 

社会人がレベル1から経済学を勉強する方法。

社会人がレベル1から経済学を勉強する方法

 

僕は経済学部だった。今また経済学を勉強し直そうとしている。大学を卒業して10年以上経ち、改めて経済学を学ぼうと思ったのは、歴史の本を読んだからだ。

 

下記リンクにあるような歴史の本を読んで、次は経済をもう一度学び直そうと思った。国の盛者必衰は経済が深く関係している。力=経済。それはもう間違いない。歴史を学んだ人は経済を学ぶと面白いと思う。逆に経済を知っている人が歴史を学べばより深く歴史が理解できるのではないか。

 

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僕が再読した経済学の本でおすすめの入門本を紹介する。

 

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

分かりやすく、何より読みやすい本だ。小説のように読める。それがまず1番すごい。だからといって、ふざけた感じの本ではない。100%真面目な本だ。

 

頭に入りやすい。それは具体的に説明してあるからだ。経済学の本を読んでいて分かりにくいのは、具体例がないときだ。理論だけ読んでも頭に入ってこない。その点この本は、すぐ具体例が書いてあるから、「理論→具体例→具体例→理論」でさっと頭に入る。

 

逆に言えば、この本は具体例ばかりだ。多くの理論を学べない。でも経済学とはどんなもので、どんな考え方をすればよいのか、そういう経済学のイロハみたいなものが、ばっちり分かる。

 

経済学の考え方を「頭の中にしみこませる」には最適な本といえる。このミクロ編マクロ編を読めば、基本的な経済学は理解できる。まずこの2冊をお勧めする。この本が読むことができる、できないで、次に読む本が変わってくる。

 

池上彰のやさしい経済学

池上彰が大学の客員教授として教えたものをまとめたものだ。「芸術学部の学生相手だったのでより分かりやすく努めた」と書いてある通りで、初歩のところから説明してある。

 

1番最初に紹介した「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門」は、経済学という学問を分かりやすく書いた本だったが、こちらはもう少し広く学ぶことが出来る。お金のことや、歴史のこと、その他雑学的なことも少し入っている。より血の通った形で経済を勉強できる。「スタンフォード大学~」はアメリカの例だが、こちらはより日本人に肌に合った例だ。

 

この本は2冊に分かれており、1は「しくみがわかる」、2は「ニュースがわかる」となっている。2は「たとえ」が、日本経済に特化しており、日本に住む人ならよりわかりやすい構成だ。事例が過去の日本経済について述べたものが多く。日本経済史も一緒に学ぶことができる。

 

「スタンフォード~」、「やさしい~」のどちらも池上さんが関わっているのは偶然だが、分かりやすさにかけて池上さんの右にでるものはいない。まさに入門本は池上無双といってよいかもしれない。

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ミクロ経済学入門の入門

上記4冊はほとんど数式、図がでてこない。数式、図は経済学を深く学ぶ上では避けて通れないし、数学のできない経済学者はいない。とは言っても、いきなり難しい数式が出てきては困る人も多いだろう。そんな人にはこの本だ。経済学の図のレベル1程度の内容がでてくる。数式は少ししか出てこない。つまり経済学の図がどんなものか理解するためには最適な本ということになる。

 

中高の教科書でわかる経済学

僕は小学校で教えていたこともあってか、教科書が好きだ。「英知を集めて作られた本」それが教科書だと思っている。中学校、高校には公民あるいは政治・経済という授業がある。その教科書の使える部分だけ用いた本だ。「引用」→「解説」の授業方式になっているので、わかりやすい。

「教科書でわかる」だが、教科書以外の入門書、白書の引用もあり、中高レベルを超えた内容も扱っている。

 

スティグリッツ入門経済

大学の教科書になっている入門書だ。日本人が書いたものだと「ゼミナール経済学入門<第4版>」もある。これまで紹介した本を読んで、もうちょっと経済学を学びたいと思ったら、教科書的なものも1冊あった方がいいし、読むべきだ。図、数式もきちんとでてくる。やっぱり経済学を学ぶならば、数式が出てくる本を読まなければならない。そこで分からなければ、数学をもう一回やろう。いつか数学の勉強する方法も書きたい。

 

動画で勉強したいならこれ↓

 

スタディサプリ

【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

 

高校生のとき経済なんて勉強したかなってあまり記憶になかったが、「政治・経済」という科目がある。

 

基礎を学ぶには高校の教科書がおすすめだ。体系的に学べる。今は安い値段で一流の先生の動画を見ることができるから良い時代になったものだ。高校生だけに使わせとくにはもったいない。

 

社会人なら試しに1ヶ月だけ体験して、一通り学んだら、退会してもいい。

 

最初の4冊を読めば、経済学1年生は卒業できる。独特の言い回しや、考え方を理解し、次のステップに進むためには、下記の3冊を読んでほしい。本だけで心配ならスタディサプリもおすすめだ。

 

経済を学ぶことは、現代社会でよりよく暮らそうと思う人にぴったりだ。そしてお金以外の価値を持って暮らそうと思っている人こそ、経済学を学ぶべきだと思う。

 

シホンシュギノゲンカイガー、オカネヨリモタイセツナモノガーっていう人も読んでみて。

 

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親が「小学生の勉強方法」を学ぶために読む本。

親が「小学生の勉強方法」を学ぶために読む本。

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親こそ勉強

 

子どもの発達は人それぞれだ。早い子どももいれば、そうでない子どももいる。

 

算数についても、4年生の時はできなかったことが、6年生になれば4年生の算数がよく分かる子もいる。当たり前のことかと思うかもしれないが、それで良いと思う。人生は長い。4年生の時に4年生の勉強をマスターしなくてもよい。

 

学校の授業スピードは個人個人に合わすことはできないので、一人一人にあった勉強ができるのは基本的には親だけだ。ということは親が学べば、子どもだって、よりよい生活を過ごすことができる。そう信じて、親こそ勉強したい。

 

社会人の勉強法シリーズはこちら↓

yonagolife.hatenablog.com

 

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飲んでみたリアルダ。潰瘍性大腸炎の新薬レポート。

飲んでみたリアルダ。潰瘍性大腸炎の新薬レポート。

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2016年11月発売された潰瘍性大腸炎の薬「リアルダ」を処方してもらった。今回は新しい薬リアルダついてレポートする。

 

リアルダとは?

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リアルダはメサラジン製剤の1つで、大腸にメサラジンを放出することで、病気を治療する薬だ。ペンタサやアサコールと言われる薬と成分は同じである。

 

ではこれまでの薬となにが違うのか?

 

リアルダの特徴

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メサラジンは、普通に飲めば、大腸まで届かないで体内に吸収されてしまう。そのため潰瘍性大腸炎の効果を発揮する為には、薬にコーティングなどをして、大腸までメサラジンを届かせる必要がある。

 

ペンタサは時間が経つとメサラジンが放出される仕組みで大腸まで届かせる。アサコールは、phが7以上になると放出される仕組みとなっている。

 

リアルダはアサコールと同じようにphによって、放出されるように設計されている。もう1つの工夫は、メサラジンが大腸で徐々に放出されるようになっていることだ。そのため大腸全域に持続的に放出される。一気に放出されることなく、大腸全体に薬の効果が行き渡ることとなる。

 

製薬会社はこの仕組みをMMX(マルチマトリックス)テクノロジーと名付けている。

 

では、具体的にリアルダが他の薬と違って、優れている点はなにかというと、、。

 

1日1回飲めば良い!

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1、リアルダは1日1回飲めば良い。

 

リアルダは1日1回の摂取が可能だ。 

 

潰瘍性大腸炎の薬は飲み続けなければならない薬のため、忘れたり、飲むことができなかったりする時が必ず出てくる。

 

特に若い子はその傾向が顕著だ。生活しているとついつい忘れてしまう時がでてくる。

 

これは体験すると分かるが、毎食後飲んでいた薬が、朝だけで良いとなると気持ちが楽になる。夕食後に「あっ、薬飲まなくて良いんだ!」って思うことがうれしい。

 

2、より多くの薬を投与できる。

リアルダは最高で4800mgのメサラジンを飲むことができる、アサコールは最高で3600mgだったので、より多くのメサラジンを摂取することができるということになる。

 

寛解できない潰瘍性大腸炎の患者に、より良い効果を発揮するかもしれない。

 

3、大腸全体に薬の効果が行き渡る

薬の効果が徐々に放出されるようにできているので、大腸全体に効果が行き渡る。全大腸炎型の人はこの薬が効果があるかもしれない。

 

リアルダここが問題!

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(個人的には問題はなかったが)一粒が大きいことだ。アサコールと比べ、体積にすると約3倍はある。

 

リアルダ 縦20.7mm、横9.7mm、高さ7.6mm

 

アサコール 縦14.7mm、横5.9mm、高さ6.5mm

 

女性だと飲みにくいかもしれない。その場合は処方された後、医者に相談することをおすすめする。おそらくビタミン剤と違って、割ったりして飲むことはできないだろう。

 

リアルダまとめ

リアルダは1日1回だけ飲めば良い。これは今までの薬とは違って画期的なことだ。潰瘍性大腸炎は一生つきあう病気だから、少しでも患者の負担が減ることは歓迎できる。

 

また薬の効果が大腸全体に届くため、全大腸炎の患者には効果を発揮するかもしれない。

 

薬の粒が大きいためなれるまで大変な人がいると思うが、慣れてしまえば平気だ。僕はすぐ慣れてしまった。

 

新しい薬、潰瘍性大腸炎の患者にとって、治療の選択肢が増えることは良いことだと思う。今後もより選択肢が増えることを期待したい。

 

最近試しているサプリ・飲料

腸の調子を整えるために、善玉菌のチカラ というサプリを飲んでいる。

  

青汁とオリゴ糖についてはこちらに記事を書いた。

腸の健康のためのオリゴ糖。潰瘍性大腸炎にもおすすめ。 - よなごらいふ

潰瘍性大腸炎の人が青汁を飲む理由。 - よなごらいふ

 

おすすめの潰瘍性大腸本。

この本がKindle Unlimited会員になると0円で読める。読みたい人は無料体験30日間できるので、無料体験期間中に読んでみると良い。

 

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社会人がレベル1から心を穏やかにするための本

社会人がレベル1から心穏やかにするための本。

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こころ穏やかに暮らしたい。これはだれもが思うことだ。心を穏やかにするための本をまとめてみた。 

 

 「心身を整え、暮しを整える」

 

これはいつか見た雑誌に書いてあった言葉だ。気に入ったのでメモしていたのを、今朝見つけた。言葉が逆でも良いと思ったけど、「暮しを整え、心身を整える」。これだと僕のココロに響かないと思った。やっぱり「心身を整え、暮しを整える」方が良い。心身が先にあることに意味がある。さすが雑誌の中の人。

 

というわけで心身を整えたいと思っている。社会人にとって、心を穏やかにすることはとても重要だ。モチベーションを維持しなければならない。人生は続いて行く。

 

ココロも身体も健やかになるために読んだ本を紹介する。たくさん読んだので、ためになったものだけ紹介する。

 

社会人のための「心身を整え、暮しを整える」ための本。

 

「本質に迫ること」を考える。

 減らす技術

この本は人気ブログ「Zen Habits」の著者であるレオ・バボータが書いた本だ。減らすことで、物事の焦点を絞ることの大切さを説いている。「あれもこれも」と意識がとっ散らかっている人にはピッタリの本だ。

 

まず自分にとって「本質に迫ることは何か」を考える。どんなことが自分にとって価値があるか?どんなゴールを目指しているか?大切なこと、好きなことは何か?などを考える。そして何か選択するときには、「何が本質に迫ることなのか?」を見極めることが大切と説く。

 

「自分にとって価値があると思うこと」それにそった生き方をしていけば、自然とシンプルで効率的な生き方ができるというわけだ。

 

その他の具体的な方法は本書を読んで欲しいが、この本に書いてあることで、毎日やっていることは「もっとも重要なタスク(MIT)」を毎日3つ選ぶことだ。MITとは「今日はなんでもこれをやり遂げたい」というものだ。そして毎日MITを他のことよりも、最優先にしている。

 

毎朝、その日のMITを3つ考えている。そしてその中の1つは必ず自分にとって「人生のゴールに関連しているものを選ぶ」というこの本のルールも忘れずに入れている。MITを考えることで、1日1日やるべきことが明確になるし、自分の目標に少しずつ近づいているという充実感が得られる。

 

このMITの3つという考え方は、ドラッカー流フィードバック手帳術という本にも、近いことが書かれている。1日の目標を考え、目標によって自分をコントロールしていく。

 

その人その人の目標や大切にしたいことによって、人生を進んで行く。自分の中にある程度、芯となるものがないと、フニャフニャした生き方になることとなる。

 

その他精神論だけでない、具体的な方法も書かれている。ので上記の2つの本はおすすめだ。

 

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呼吸から整える

瞑想を始める人の小さな本

お寺で座禅をしたことがある。張りつめた緊張感の中で目を閉じる。あの感覚は、お寺という場所だからうまくいったと思っている。自宅ではこうはいかない。では自宅ではどういうやり方が良いのか?

 

日常的に瞑想をしている人は、幸せ度が高いという研究結果が出ている。なかなか家で落ち着いて出来ない。瞑想とは何をどうすればいいのか分からない人も多いと思う。この本は瞑想の仕方、心身の整え方が具体的に書かれている。

 

深い呼吸をするための身体の動かし方。呼吸をするときの意識。歩き方。食べ方。考え方など、心おだやかにするための5分〜10分のエクササイズ方法が載っている。著者はロンドン大学で心理学を教えているパトリツィア・コラード。大学の先生だから1つ1つが具体的だ。

 

現在マインドフルネスについて多くの本が出版されている。ごちゃごちゃ書かれている本がたくさんある。この本は小さい本だけど、それが良い。寝室に置いて、日々確認するように読んでいる。

 

富士日記を読む。

富士日記 

 
僕の愛読書の1つに富士日記がある。何かあると富士日記を読んでいる。悲しいことがあると富士日記だ。うれしいことがあると富士日記だ。日記文学の最高峰だと思う。富士日記の良い所は全部で3冊あって、どこから読んでも良い所だと思う。例えば、
 
酒屋で。罐ビール千九百二十円、手打うどん玉八玉八十円、茄子一袋五十円、寒天二本五十円、煮豆三十円、玉子六個七十二円、クリープ二百円、酢イカ五十円、納豆二個三十円、レモン三十円、水蜜五個百五十円。
 

などと金額が羅列してあるところを読んでにやにやしたり。感心したり。

 

簡潔な文章のリズムが心地よくて思わず、ずんずん読んでしまう。読んでいるとなぜか気持ちが落ち着く。 クリスチャンは聖書を寝る前に読むのだろうが、日本人は富士日記を寝る前に読めば良い。みんなやさしくなれる。と書いてこれだと富士日記のよさの半分も伝わらないか。でもとりあえず読んで欲しい。
 

初期の仏教 

原始仏典
 
初期の仏教は今のものとは大きく異なる。
 
 
もっと哲学的というか、牧歌的というか、個人の生き方に沿ったものだったと個人的に思っている。僕は中村元さんの本が好きで何冊か読んだのだが、この本が一番読みやすい。初期仏教の考え方や成立の経緯などが分かりやすく、端的に書かれている。
 
 
この本を読んで、一個人の釈尊に思いを馳せる。釈迦は人のことはつべこべ言わない。考え方を提示したのみだ。色々ある宗教的なことは後世の人があとで色々付け加えた。だからこの本は仏教という宗教を学ぶ本ではなく、釈迦の考え方(哲学)を知るための本だと理解している。だから仏教と書いてあるけど全然宗教ぽくないし、哲学の本だと思う。
 
 
心身を整えるために最適な本だ。原始仏教は色んな本がでているけど、ちくま学芸文庫の原始仏教。中村元版がおすすめ。
 

身体を動かす 

 
仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか
 
 
心身を整える上で身体を動かすことは重要だ。うつ病の人が、日を浴びて身体を動かすだけで病気が良くなったという話しもある。間違いなく運動はした方がよい。そこで問題になるのが、継続することだ。どんなことでも継続することは難しい。目に見えてメリットがあらわれにくい運動はなおさらだ。
 
この本は、筋トレを続けるにはどうしたらよいか書かれている。筋トレを運動に変えて読めば、運動を続けるにはどうするべきなのか分かる。継続するには「無理のない運動を習慣化する」とりあえず無理のない範囲で運動してみようと思える1冊。
 
 

おわりに

心身を整えるためには、今の状態を理解することが大切だ。今自分がどんな状態で、どんな気持ちで、なにを求めているのか。そのためには落ち着いてものを考える必要があるし、壮大な話しや哲学の中から自分を俯瞰してみることも大切だ。

 

今回いくつか本を挙げたが、宇宙の本でも、児童文学でも、自分が落ち着くことができる本をさがしてみると良いと思う。

 

社会人の勉強法シリーズはこちら↓ 

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潰瘍性大腸炎の人が飲む薬。メサラジン(5-ASA)「ペンタサ」「アサコール」「サラゾピリン」免疫調整剤「イムラン」「ロイケリン」

潰瘍性大腸炎の人が飲む薬。

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潰瘍性大腸炎の人の薬はどんな薬を飲むのか調べてみた。自分の体験も含めて書いてみたので参考にして欲しい。

 

 「メサラジン(Mesalazine)」または「5-アミノサリチル酸(5-ASA)」

 

ほとんどの潰瘍性大腸炎の患者は「メサラジン(Mesalazine)」又の名称「5-アミノサリチル酸(5-ASA)」を摂取する。

 

いわゆる「ペンタサ」「アサコール」「AKP」「サラゾピリン」と呼ばれる薬だ。ほとんどの潰瘍性大腸炎の人はこの薬を飲んでいる。そして2016年「リアルダ」という新しい薬が承認された。(※今後「リアルダ」については飲むことがあったら記事にする予定。)

 

記事を書いた。

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基本的には「ペンタサ」「アサコール」「サラゾピリン」の薬を飲む。

 

①「サラゾピリン」

サラゾピリンは、腸内細菌の作用を受けてメサラジン(5-ASA)とスルファピリジンになり、大腸に届く。飲み薬の他、座薬もある。

 

②「ペンタサ」

ペンタサは、サラゾピリンのメサラジン5-ASAの成分のみを抽出したもので、腸内に溶けるようにしたもの。大腸だけでなく、胃、小腸にも効果がある。飲み薬の他、直腸剤、座薬もある。

 

③「アサコール」

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僕はこのアサコールを飲んでいる。アサコールは、大腸特化型。大腸のみで効果がでるように設計されている。薬がカプセルに入っていて、大腸に到達しないとカプセルが溶けない。そのため大腸のみで効果が発揮される。

 

 ※直腸剤・座薬

炎症が肛門に近い場合は、お尻の穴から薬を入れる「ペンタサ直腸剤」「サラゾピリン坐剤」を使う。僕もこれらを使ったことあるのだが、毎日お尻に入れるのは手間と時間がかかるため、なかなか続かなかった。

 

 

メサラジン(5-ASA)の薬は潰瘍性大腸炎なら避けて通れない薬。そして病気の症状が落ち着いたときも飲み続ける必要があるため、長い間飲む。

 

つまり一旦潰瘍性大腸炎と診断されると、よっぽどのことがない限り飲み続ける必要があるため、これらの薬であるメサラジン(5-ASA)とは長い付き合いになる。

 

 

免疫調整剤(イムラン、ロイケリン、アザニン)

僕はイムランを飲んでいる。

潰瘍性大腸炎の人は免疫調整剤を飲むこともある。具体的には、錠剤の「イムラン」と粉薬の「ロイケリン」だ。身体の免疫を緩やかにすることによって、炎症を抑える効果がある。

 

基本的にはステロイド依存になった潰瘍性大腸炎の患者が飲む場合が多い。ステロイドを減量するとまた病気がひどくなる人が、再び症状が悪化しないために飲む薬だ。すぐに効果があるわけでなく、何ヵ月、何年と長期に渡って効き目を実感する薬となっている。

 

主な副作用としては、白血球減少症である。白血球と血小板が少なくなり、発熱や倦怠感などの症状がでることがある。薬を中止すると元に戻るので、症状が現れた場合は薬を中止する。また肝機能障害、食欲不振、嘔吐などの症状が出る場合もある。その場合は程度によって、様子見を見、薬を減らすこととなる。悪性腫瘍の発生率が上がるという報告も出ているが、発生率はそれほど高くないようだ。

 

 

今飲んでいる薬・サプリメントはこちら↓

今、僕が潰瘍性大腸炎の治療で飲んでいる薬・サプリメント - よなごらいふ

  

潰瘍性大腸炎について基本的なことがわかる本

この本がKindle Unlimited会員になると0円で読める。読みたい人は無料体験30日間できるので、無料体験期間中に読んでみると良い。

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子どもの強みを見つけることでしか、弱みは改善できない。

今朝、子どもを怒鳴りつけてしまった。

 

グズグズしていて、朝の準備をしないからだ。寒くなったせいなのか、保育園の朝の準備(おきがえ、ごはん、はみがき、カバンの用意)がサッとできない。

 

こんなことで朝からイライラする自分が反省しなければならない。悪いのは僕だ。

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社会人がレベル1から日本史を勉強する方法。

社会人がレベル1から日本史を勉強する方法

 

以前世界史の勉強について書いた。

 

yonagolife.hatenablog.com

 

そこで提案したのは漆塗り勉強法。日本史についても同じだ。

 

同じ本を何度も読む、もしくは同じような本を何冊か読む。そうすることで歴史の流れが分かってくる。流れが分かれば、あとは興味がわいた歴史の細かいところを見ていけば良い。

 

初心者向けの本を何冊も読んでみて、分かったことは、違う本を何度も繰り返し読んだ方が飽きない。同じ本を何度も何度も読むのがベストだと思うが、同じような日本史の本を何冊も読む方が、自分の性格にはあっていた。

 

日本史

 

世界史と違って、日本史はある程度時代の流れが分かる人が多い。だからこそ、世界史よりも深い知識を求められることも多い。社会人になると歴史好きの人と話しをすることもあるだろう。だからこそ日本史の本を何冊か読むことをお勧めする。

 

今回は漆塗り勉強のため読んだ、おすすめの本を紹介する。

 

まず最初に読んで欲しい本はこれだ!

 

歴史をつかむ方法

これは名著だ。歴史をどう理解して、どう学べば良いかが端的に書いてある。 

 

本書では「知識」からおいてきぼりにされていた「技法」、つまり歴史を学ぶ上で必要な「考え方」や「見方」といったものをご紹介したい 

 

歴史の考え方、見方、これは歴史を学ぶ上で1番大切なことだと思う。知識を得る勉強も大切だが(とても大切だ)、そもそもの考え方が伴ってはじめてその知識が生きてくる。

 

この本は、歴史用語の基礎知識、史料から解く歴史、時代の観念から歴史を考えていく。時代の観念の項では、その時代時代ごとに常識、ルールがあり、現代の感覚で歴史を見ると、間違えてしまうと書いてあった。事実だけでなく、時代背景も知らなければならない。

 

小説と歴史の関係。時代区分についても書かれており、歴史小説ファンならずとも、歴史を学ぼうとする人間なら必読の本だ。

 

しかもこの本の良い所は、後半は日本史の原始から現代までについても一通り書かれている点だ。ただ単に歴史についての考え方だけでなく、この1冊で重要な歴史事項が復習できるというわけだ。

 

つまりこの1冊あれば、歴史の学び方、考え方だけでなく、一通りの日本史の流れがマスターできるということだ。

 

しかも新書だから、価格も安い。(760円+税)

 

まず最初はこの「歴史をつかむ技法 」を読め。

 

ちなみこの本でも上記に書いた漆塗り勉強法に近いことが書かれていた。 

 

多少アバウトでも、同じ物事を複数の視点から繰り返し見ていくことが大事だと思います。

 

名著に同じ考えがでてくるとうれしくなった。

 

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上記を読んでみて難し過ぎるなら、やっぱりこれ。

 

漫画版 日本の歴史全10巻セット(集英社文庫)

漫画だと視覚的に理解できるから、頭に入りやすい。しかもこれは文庫版だから安いし、持ち運べる。電車の中でも読める。

 

通常の学校図書館にある大きい漫画だと、全部揃えるとけっこうな値段になってしまう。高いモノだと20000円以上する。文庫なら買える。全部揃えても6000円程度。

 

子どもにも買ってやると良い。 いつか読むかもしれない。

 

 

角川まんが学習シリーズ 日本の歴史

 

もう少しお金を出して良いならこちら。学習漫画は鉄板の売れ筋商品になっているため、どこの出版社も力の入れ具合がすごい。有名な歴史学者が監修していたり、かなりお金がかかっている。マンガだけでなく、巻末や章の間は、しっかりしたイラストや写真での歴史の説明があって、読み応えがあるものになっている。

 

この角川の日本の歴史シリーズの監修は最初に紹介した「歴史をつかむ方法」の著者山本博文氏だ。Amazonのレビューにもある通り、たった16000円で日本史が好きになって勉強にもなる。いや、子どもだけのものにするにはもったいない。

 

そして見過ごされがちなのだが、学習まんがの漢字にはルビが振ってあることは、歴史学習初心者にとって、素晴らしいことだと思う。歴史を学習するうえで固有名詞はさけて通れないが、漢字が読めないことがよくある。

 

一度ルビが振ってあっても、次から同じ漢字が出てきたときは、サラッとルビなしになっていて、読めないということがある。その点、最近の学習漫画はくどいくらいルビが振ってある。これが要らないという人は、学校図書館にあるような学習漫画はお勧めしない。

 

全部揃えると16000円程度。これを高いと見るか、安いとみるかだが、一家に一セットあっても損はない。文庫だと6000円。6000円のモノはコスパが高いし、16000円のモノはそれだけの価値がある。悩ましいところだ。

 

そしてこちらもおすすめ。

 

 

読むだけですっきりわかる日本史

この本も分かりやすい。体系的に学ぶにはぴったりだ。あとは文章の書き方に違和感を覚えなければ、お勧めしたい。

 

例えば、元寇の影響の記述で

勝ったのに何で困るの?元がまた来たの?いやいやそうじゃない。あのね、戦に勝ったんだよね。ならば当然命懸けで戦った御家人たちに褒美をやらなければならない。やればいいじゃん?いやいやそう簡単ではないのだ。

 

ちょっと読んだだけでは分からないかもしれないが、まさに先生が生徒に教える口調だ。違和感なければ良いが、おっさんがこんな風に言われてもなあっていう人はお勧めしない。ちなみに私は最初は違和感あったがすぐに慣れた。文章のテンポが良いので読みやすい。中学生、高校生にもお勧めする。

 

そしてやっぱりこちら

 

 

新もういちど読む山川日本史

手元に1冊置いておいてぱらぱら読むのも面白い。やっぱりなにかあれば立ち返るところは教科書だ。他の日本史の本を読んで、教科書ではどうやって書かれているんだろうって調べると、日本史力はアップする。

 

他の本と比べてみると、違う記述などあったりして面白い。日本史に興味があるなら1冊あっても損はない。2017年に新版が出た。

 

そしてもっとお勧めなのがこちら、

 

 

詳説 日本史図録

日本史を深く学ぼうと思うなら必須の書。なにを置いても買うべきじゃないかと思う。字だけ読んでも、頭に入らない。写真や地図があると、深く理解できる。寝しなにパラパラ読んでみても楽しい。

 

カラーなのに1000円しないって素晴らしくお得だ。字の本はなんでも自分のあった本で良いと思うが、図録はやっぱりこれ。日本史学習者必須の本。

  

とは言いつつ図録で、もうちょっと分かりやすいのが良ければこれ。

 

大判ビジュアル図解 大迫力!写真と絵でわかる日本史

これは絵と写真で日本史の流れを理解しようとする試みの本。これ1冊あれば日本史の流れが分かり、しかも絵や写真で理解することができる優れもの。教科書的な使い方ができるので、小学生から読んでも読める。

 

現代史なら池上さんに任せろ。

 

 

そうだったのか!日本現代史

現代史はもう池上さんの天下だ。もう教科書をやめて、池上彰本を使うべきだっていうくらい。分かりやすく読みやすい。

 

ただし読みやすいため、さらっと読んで頭に入ってこない場合があるので、何度も読み返すことをお勧めする。

 

 

NHK高校講座 日本史

映像で勉強したかったら「NHK高校講座 | 日本史」がある。楽しく学習できるように工夫してある。さすがNHK。

 

この講座の良いところはPDFでのレジュメがあり、理解度チェックの問題があることだ。復習にぴったりだ。僕の場合は簡単な漢字でも書けないものがあって、驚いた。

 

スタディサプリ

スタディサプリという、学習媒体がある。本来は高校生用の教材だが、月980円と価格も安く、手軽にプロの先生の動画をみることができる。

 

独学も楽しいが、一度プロの指導を見ると定着率も違う。モチベーション維持にもつながる。おためしは14日間無料だから、どんなものか一度試してみるとよい。↓

 

【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

 

スタディサプリについてはこちらの記事が参考になる↓

【佐藤優】私がスタディサプリを「学び直し」に使う理由

 

 

まとめ

社会人が日本史を勉強する方法をまとめた。改めて日本史の本ばかり読んでみると、忘れてしまったことが多かった。これらの本を読めば、日本史の流れはつかめる。

 

あとは興味があるところ(戦国武将や幕末の志士など)についての本を読んでほしい。個人的には郷土の有名・無名な歴史の人物を中心に学ぶことがお勧めだ。ビジネスの話しのネタにもなるし、郷土愛も生まれる。

 

 

社会人の勉強法シリーズはこちら↓

yonagolife.hatenablog.com

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潰瘍性大腸炎には、糖質制限で治る?「断糖肉食」について。

潰瘍性大腸炎の食事について

潰瘍性大腸炎になると、食事に気をつけたほうが良いと、栄養指導をされた人も多いはず。基本的に消化の良い食べ物で、低残渣、低脂肪の食事を薦めらる。

 

僕が持っているこちらの本は潰瘍性大腸炎・クローン病の方にベストセラーになっており、この本のレシピを参考に食事を気をつけている方も多い。

具体的なレシピが書いてあるので、実際に作れるところがお勧め。

 

この本に限らず潰瘍性大腸炎にとって白米(白ご飯)は消化が良く、カロリーも高いので、お勧めの食となっている。

 

逆に肉は、潰瘍性大腸炎に悪いとされる脂肪が多く、また消化も良くないため、薦められていない。唯一鶏のささみ肉は脂肪が少なく、消化に良いということで、食べてもOK。

 

脂肪摂取について(クローン病についてですが)こう書かれている。

 

脂肪が腸内細菌の影響で有害な有機酸や化学物質になり腸管病変を増悪させる。

第8章 8-10:炎症性腸疾患 | ニュートリー株式会社

 

つまり、クローン病では脂肪を摂ることは良くない。クローン病の方は、潰瘍性大腸炎より、より厳しい食事制限をしている。

 

同じ炎症系の病気である潰瘍性大腸炎も脂肪を摂るということは、薦められてないというのが現状の食事方法ではないか。

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潰瘍性大腸炎が糖質を摂らないことで治る?

 

しかし最近、糖質を摂らないで、肉を積極的に食べる方が潰瘍性大腸炎には良いというお医者さんがいる。稲毛エルム歯科クリニックの長尾周格院長。 ご自身も潰瘍性大腸炎を患った経験からの知見を述べている。この前、こんな記事が↓。

 

稲毛エルム歯科クリニックの長尾周格院長(千葉県)は、潰瘍性大腸炎を患った経験を交えながら「予防歯科」について説明。「『食生活の改善』が歯の問題の本質的な解決方法」と強調し、伝統的食生活を実践する先住民族に倣った「断糖肉食」として「虫歯の原因である糖の摂取を断り、肉・魚を食す」ことの重要性を訴えた。

沖縄で「肉食サミット」医師3人が講演 虫歯予防や伝統食の勧め (沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース 

 

ここでは、糖、つまりご飯や甘いものを断ち、肉、魚を食べる「断糖肉食」をすると身体に良いと言っている。糖質制限をすることで、健康な身体を保てるということです。

 

今まで潰瘍性大腸炎と逆の食事方法にでしたので、これには戸惑ってしまう。

 

潰瘍性大腸炎は漢方が効くとか、爪をもむと良いとか、いろいろな民間療法が出てきましたが、今度は新しい「断糖肉食」で身体を良くしようというもの。

 

詳しくは長尾周格の本を参考にしてほしいです。

また、長尾さんはFacebookでも、考えを書かれており、Facebookが見ることができる人は見てみると参考になるかもしれません。

https://www.facebook.com/shukaku.nagao

 

どこまでやる?「断糖肉食」

 

糖質制限については、僕も勉強中。今後色々調べてから、記事を書こうと思っているけど、適度な糖質制限自体は身体にとって良いと考えている。

 

古代から人間が進化して行く過程で、これほど糖質が簡単に採れる時代はなかったはずで、人間が急に糖質を処理できる身体になれるはずもなく、糖質の摂り過ぎは良くないと考えられる。

 

だから糖質が入っている食べ物をセーブするくらいが丁度良いと思うのは、間違った考えだとは思わない。しかし潰瘍性大腸炎という病気でどこまで「断糖肉食」をすれば良いのかは、自分自身答えが出ていないのが現状。

 

今のところ糖質制限が良い効果をもたらしている

 

今は主食のご飯をと甘い物を食べることを減らし、今まで以上に肉と魚を積極的に摂っている。プラセボ的な効果かもしれないけど、お腹の調子が良くなっていると感じている。

 

このまま糖質制限をして様子を見て、潰瘍性大腸炎と糖質制限について、自分の身体がどうなっていくか観察したい。

 

潰瘍性大腸炎対策 

 

腸の調子を整えるために、善玉菌のチカラ を飲んでいる。 もう一つ、大麦若葉が大腸の炎症を抑制する働きがあると聞いてからやわたの本青汁 を飲んでいる。これは結構続いている。 

  

 

潰瘍性大腸炎について基本的なことがわかる本

この本がKindle Unlimited会員になると0円で読める。読みたい人は無料体験30日間できるので、無料体験期間中にどうぞ。

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